7月18日に大阪のいずみホールで、豊中混声合唱団の第56回定期演奏会があり、昨年出版した山中千佳子さんの合唱曲「大地と海と人のうた」[混声版]を聴きに行ってきました。
 

出版したときに、豊中混声合唱団に歌っていただきたいと思い、楽譜を指揮者の西岡茂樹先生にお送りし、この作品を気に入ってくださったのがきっかけで、今年に入って4月、5月、7月と3回も演奏してくださいました。

演奏会当日は、山中千佳子さんも演奏を聴きにいらしており、演奏前に舞台にあがり、東日本大震災の後に、自分は何ができるだろうか、そう問いかけていた当時の心境をふりかえり、込み上げてくる気持ちを抑えながら、自らが詞を書き作曲をした経緯をお話しくださいました。

西岡先生は、山中さんのこのピュアなお人柄が、作品にもにじみ出ていて、秘めた“チカラ”が作品には込められているとおっしゃっておりました。 

今回は、豊中混声合唱団の他に、賛助出演として豊中少年少女合唱団、豊中市立第三中学校合唱部、そして今回のために公募して集まった"大地と海と人のうたを歌う会"の総勢約150名の大合唱で演奏されました。

下は5歳から上は?歳まで、子供と大人が一緒になった力強く、美しいハーモニーは、会場を温かく包み込みました。

歌のチカラを肌、心で感じる素晴らしい演奏でした(演奏中、涙を流している方もいらっしゃいました)。

 そういう作品、演奏会に出会えたことに感謝しつつ、あらためて音楽は私たちに“何か”を伝え残してくれるものなのだなぁと感じました。

演奏会後の西岡先生と山中さん、終わってホッ…と、柔らかい笑顔でした。

 

 

西岡先生&山中さん.jpgのサムネール画像のサムネール画像

 

 
 
 

 

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