2016年8月15日に満を持して発売される、箏奏者・いぶくろ聖志の執筆・作曲・演奏によるCD付箏入門《箏のいろは》
本書の制作でいぶくろ先生(とお呼びしております)が最初に取りかかったのが、オリジナル練習曲の作曲でした。
 
…これが早い。恐ろしく早い。
「あ、曲作り始めたんだ」と思った第1曲目を受け取った朝から夕方までの間に、試作の5曲分の打ち込み音源が送られてきたのです。しかも、初心者用のメロディーと、25絃箏の伴奏のアンサンブル形態で(驚愕)。
頂いた音源を確認し、あれこれと感想や提案をお返しすると、即日にその改定曲ができあがってきました。しかも早朝に「確認お願いします、と、出勤前に全てを投げる。あは。」という天真爛漫かつ、ややSなメッセージ付きで。
 
本文の執筆も、ベーシックな部分は二日間で書き上げています。
前作の《音伽噺》の制作スピードも超人の域に達していましたが(それに伴走するチームも死に物狂い)、この《箏のいろは》も驚愕のスピードです。
 
いぶくろ先生曰く「時間をかければ良い物ができる、とは限らない」──
新しい格言、頂戴いたしました。
 
 
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▲浄書済みのメロディー譜と、25絃箏用伴奏譜(原譜)
(25絃箏の譜面は本書には掲載されておりません)
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