最近のピアノ発表会では、一人一人がソロ曲を弾くだけでなく、お話仕立てにしたり、生徒同士や先生と一緒に、ときには親子で連弾をしたり・・・といろいろ工夫されたものになっていますね!
 
発表会に連弾を取り入れたい! そんな方にお役立ちの楽譜をご紹介しましょう。
 
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 生徒どうしで、両方主役になれる連弾を弾かせたい!
 
連弾のいいところは「相手の音を聴く力」=アンサンブル能力が育つこと。
小さな生徒さん同士、または少し大きなお兄さん・お姉さんと一緒に、生徒同士で取り組ませることでアンサンブル力を育てたいですね♪ 色々な曲集が出版されていますが、ここでは「アンサンブル力を養う」ことを特に意識してつくられた『きらきらピアノ こどものピアノ連弾曲集①②』をご紹介します。
 
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この曲集のオススメポイントは、なんといっても「響きのバランスと音づかい」だと言えます。
プリモがメロディー、セコンドは伴奏、という連弾曲集は多くありますが、
この曲集ではどちらも主役です!
とっても簡単な曲から、おしゃれでカッコイイ曲まで、さまざまな年齢の生徒さんにお使い頂ける、便利で取り組みやすい、バランスの取れた必携の連弾曲集です。
1巻はバイエル〜ブルクミュラー程度。ピアノ一年目の生徒さん向けの曲も入って
ます。
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2巻はブルクミュラー〜ソナチネ程度。小学校高学年・中学生以上〜ピアノの先生まで、幅広く使えます。
 
 
音源はコチラで全曲聴けます♪
私のオススメは1巻なら「チョップスティック」「ねこバス」、
2巻なら「ティコティコ」「舞踏会の美女」あたりを是非聴いて欲しいですv
 
表紙は小さい子向けっぽいですが、特に2巻の後ろの方に入っている曲は、講師演奏にも使えるカッコ良さですよ♪
 
 
 
 発表会に“笑い”を取り入れて、お客さんも一緒に楽しめる!!
 
発表会は、日頃の練習成果を発表する、弾く人も聴く人もちょっぴり緊張する「舞台」です。
頑張って演奏するソロ曲のほかに、「笑い」を取り入れて、演奏者も聴衆も楽しい気持ちで参加できる、そんな発表会プログラムがあったら、生徒さんもリラックスできるし、会場全体が一体になって盛り上がりますよね!
 
うってつけの曲集が、この『おもしろピアノ連弾ミックス』シリーズ(通称:おも連)
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クラシックの名曲、童謡、ポピュラー曲など、みんなが知ってるメロディーが、プリモに・セコンドに・・・散りばめられて出てくるので、思わずプッと噴き出してしまうかも!? この抱腹絶倒の面白さ・・・弾きながら笑いをこらえられないこの感じ・・・これは聞いてもらわないと伝わらないかもしれません。


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コチラの動画で面白さをチェックしてみてくださいね!
さらに、ナレーションのようなテキストもつけられているので、字幕を出したり、ナレーションをつけたり、色々と楽しみ方を工夫して使っている方もいらっしゃるようです♪
 
シリーズは全部で5冊(大好評!)出ています。詳しくはこちらのページへ!
 
 
 
 
 
 3人以上の連弾でワイワイ弾きたい!
 
ピアノは1人(ソロ)か2人(連弾)・・・そんなふうに思い込んでしまうのは、もったいなさすぎです!
ピアノの前にぎゅうぎゅう詰めに座って、おしくらまんじゅうしながら(?)ぶつかったり、避けたり・・・そんな「アクティブな連弾」が楽しめるのが3人(6手)連弾、4人(8手)連弾ならではの醍醐味です!
 
『春畑セロリ・轟千尋の 6手&8手連弾曲集 ロッパチ』は、まさかの3人・4人連弾(1台ピアノ)のみを集めた曲集。
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「ロッパチ」というタイトルは、「6手」「8手」の数字からネーミングされてます。覚えやすさを狙ってネーミングしてみました(笑)
人気の作曲家お二人の遊び心たっぷりの曲(作曲・編曲)が、ぎゅっと詰め込まれています。
「連弾はスポーツだ!笑」とは、春畑先生の名言ですが、まさに汗をかきかきワイワイ楽しめますよ♪
 
もちろん、見ている方だって楽しめること間違いナシです!
動画はコチラで見られます。
 なんと著者のお二人が連弾する姿が見られる貴重な動画です!!楽しそう!!
 
 
 
 クリスマス会に連弾を取り入れたい!
 
クリスマスは普段の発表会とはちがって、とにかく楽しいことをたくさんしたいですよね!
いつもとひと味ちがう、オシャレでとにかくステキな楽しい舞台にしたい!!
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そんなかたはこの曲集は要チェックです。
 
 
バイエル〜ブルクミュラー程度で弾けて、4手を中心に、6手も少し収載されています。
この曲集の魅力は、音が少ないのに、実際にピアノで合わせてみると、おどろくほど豊かな響きになるところ。 こちらも編曲は轟千尋先生です。
 
音源はコチラで全曲聴けますよ♪
1曲挙げるなら、「おめでとうクリスマス」が大好きですv
 
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以上、なにか少しでも参考になりましたでしょうか?
 
次の発表会には是非連弾を取り入れて、いつもとちがう楽しさを演出してみませんか?
 
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