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2017年2月アーカイブ

2月新刊で出版したシニアコーラスのためのコンサートレパートリー【青春と希望のうた】は 企画から完成まで、何度も編曲者のアベタカヒロさんと練ったこだわりの曲集です!

 
  この曲集の初演は201312  池田規久雄さんの委嘱により合唱とピアノの他にソロ楽器はアコーディオンとフルートという編成でした。

初演のときの会場の雰囲気はまるで歌声喫茶かのように会場のあちこちで口ずさんでいる人たちがいてホール全体が温かい雰囲気に包まれていました。

 

その雰囲気をこのまま曲集に詰め込みたい!

けれども、ソロ楽器の編成が特殊だったので、中身のコンセプトをくずさずにより多くの合唱団が取り組みやすい楽器で再編曲いたしました。

アコーディオンは鍵盤ハーモニカに。フルートはオカリナに。

哀愁漂う音色のこれらの楽器が、より演奏効果を高めてくれます。

この曲集のもうひとつの魅力のは、全曲合唱が入っているのではなく、器楽演奏だけのも含まれています。

1曲ごとに編成が変わり、“全員が主役”となって華やかなステージを作れるよう工夫されています。

この一冊でワンステージを合唱と器楽演奏とで【華やかに聴かせる】仕掛けがされている、ありそうでなかった曲集になっています!

誰もが知っている懐かしい歌が入っていて音域が高すぎず二部合唱になっているので、コンサートだけではなく、公民館や施設などで開かれる歌をうたう会などにもオススメです♪

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20世紀の伝説的ヴァイオリニストのふたり、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)と、フリッツ・クライスラー(1875-1962)はある意味正反対のキャラクターを持っていた名手達ですが、なんと誕生日は同じ2月2日の今日とのこと。
また奇しくも二人とも1923年に来日していました。
 
ところで彼等が大活躍していた時分の1910年代、とある音楽記者からインタビューを受けて書かれた本『ヴァイオリン・マスタリー』が、全音楽譜出版社から今年の1月15日に出版、好評発売中です!!
 
この本には全部で24人の当時アメリカで活躍していた著名なヴァイオリニストへのインタビューがまとめられ、また若かりし日の溌剌とした彼等のサイン入りポートレート写真が美しい印刷で掲載されています。新しい日本語訳での出版です。
これまでも才能教育研究会の先生方、また日本弦楽指導者協会の先生方から大変好評を得ています。
 
この機会にゼヒ、この2代巨匠をはじめ、ティボー、エルマン、イザイ、スポルディングといった錚々たる演奏家達が語る面白いエピソード、タメになる話を読んでみては?
 

 

ヴァイオリン・マスタリー 名演奏家24人のメッセージ

フレデリック H. マーテンス:編著/角 英憲:訳/木野雅之:監修

A5判/264頁 

定価(税込) :2,592円 

 


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