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2019年7月アーカイブ

 
先日は突然のまなこさんご来社で大変驚きましたが、初めてまなこさんにお会いしたのは、『いとあやし』の表紙撮影の現場でした。(詳細はコチラ)
 
当日は、今回の『いとあやし』のために衣装を作ってくださったgoukのデザイナー國友剛さんも、撮影にご協力いただきました。
 
衣装をお作りになる前に、今回の『いとあやし』のコンセプトについていぶくろ先生から國友さんに説明され、イメージを膨らませて、この衣装のアイデアが生まれたとのこと。
いぶくろ先生の凛としたイメージからさらに踏み込んで、妖(あやかし)を大胆に体現させた素晴らしいお衣装です。
 
撮影の際には、いぶくろ先生があれこれとポーズを決めてくださり、そのいくつかが、『いとあやし』の表紙、帯、本書の中面はもちろん、フライヤーやブロマイドカードなどに掲載されています。どれも見事な着こなしで、素敵ですよね。
 
実は、まなこさんも、いぶくろ先生と同じ衣装をお召しいただき、撮影に臨んでいただきました。
男性と女性ではこうも違うのか!と思うほど、まなこさんの妖艶な色香漂う着こなしに、現場にいた男性スタッフ全員のタガが外れたのは、過去のブログ記事に書いた通りです。
 
goukさんで、いぶくろ先生がお召しになった衣装のコラボ商品が予約販売されているとのことですが、これって、まなこさんのコスプレも可能ということですよね。
 
聖志さん・まなこさんの『いとあやし』コスプレを、ぜひとも見てみたいと思うのは私だけでしょうか。
どなたかお願いします。
 
 
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▲お二人のコスプレはかなり目立つかと。
 
 


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実は先ほど、まなこさんが来社されました。
アポ無しは良いとしても、背後に音もなく近づかれるのはおやめください。(お願いだから、一声かけて)
蛇の目傘を携えた、相も変わらずの艶やかな佇まいは、塵の吹き溜まりのような編集室にはまぶしすぎます。
 
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まなこさん、お一人でいらっしゃったのですか? 今日はどのような御用向きで?
「はい。日頃より聖志さんをお引き立てくださっている皆さまへ、一言御礼申し上げたく、言づけをお願いに参りました。わたくしは、からくりの文(ふみ)は扱えませんゆえ、代筆をお願いできますでしょうか。」
(からくりの文って、メールとかテキスト入力のことですかね…)それはお安い御用です。まなこさんのお言づけを、ブログ記事にさせていただきましょう。
 
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皆さま、まなこでごさいます。
この度は、聖志さんの『いとあやし』に多大なる関心をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。
 
常日頃より箏の道を精進し、あらゆる方々の生きる糧となるような箏の調べをお届けすることに心を砕いている聖志さんの作品を皆さまが迎え入れてくださり、わたくしにとって、これ以上の喜びはございません。
 
また折に触れて、皆さまからの温かいお言葉や、絵や切り絵などの創意に溢れた作品を、聖志さんと手を取り合い、楽しく拝見しております。
 
いずれも皆さまの心のこもったものばかりで、これらを享受する聖志さんは本当に幸せ者でございます。
 
今までのわたくしは、人々から恐れられ、忌み嫌われる存在でしたが、聖志さんの『いとあやし』によって「まなこ」という新たな命を授かりました。
いつまで現世に生き続けることができるのかわかりませんが、聖志さんの作品がこの世に在り続ける限り、わたくしも共に在り続けたいと願っております。
 
これからも聖志さんをお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
 
まなこ
 
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入力完了! これで宜しいでしょうか?
「ありがとうございます。わたくしの思いを皆さまにお伝えすることが叶い、晴れやかな心持ちになりました。ご面倒をおかけしますが、後のことは宜しくお頼申します。」
承知いたしました。
あっ、お帰りですか? いぶくろ先生にくれぐれも宜しくお伝えください。道中お気をつけて。
 
・・・足音は立てて歩いてもらえませんか?
 
 
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▲ご来社の際には、記帳もお忘れなく。
 


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発売まであと3日と迫っておりますが、つい先日に本が出来上がり、ご来社したいぶくろ先生に「いとあやし」の現物を直接お渡ししました!
 
 
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あれこれと苦労して作り上げた作品集「いとあやし」を手にし、喜びもひとしおのいぶくろ先生。
「今回はギリギリで間に合わないかと思ったけど、できたんですね!」
確かに、今までで一番の綱渡り進行でしたね…。
 
いぶくろ先生とのチーム全体ミーティングの際には、先生自ら現場で体を張った検証もしていただき(内緒)、車座になってあれこれと問題点や改善点を話し合ったことが思い出されます。
手塩にかけて育てた「いとあやし」が、もうじき皆さまの元へ巣立っていくことを思うと、感慨深いですよね。
長い制作期間、本当にお疲れさまでした。
 
 
それと、ここで皆さまにお知らせがあります!
本書「いとあやし」特製ブロマイドカード(はがきサイズ)を、限定の楽器店にて、発売日の7月15日(月)より無料配布致しますので、ぜひお越しください!
 
 
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▲「いとあやし」特製ブロマイドカード(はがきサイズ)
 
ブロマイドカードは数量に限りがありますので、先着順になります。
(なくなり次第、配布終了)
 
またもちろん、記載されている各店舗でCD付オリジナル曲集「いとあやし」をご購入できますが、店頭在庫が品切れの場合は、その場でご注文いただければ、本のお取り寄せが可能です。
(事前にお店にご予約されると、確実です)
 
発売日まで、あとわずか!
どうぞ皆さまのお手元に「いとあやし」を!
 
 
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▲「ぜひ手にとって、ぜひ楽しんでください! 『#いとあやし』で、感想をツイートしてね!」
 


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発売に先駆けて、本日より本書の巻頭9頁分の立ち読みができるようになりましたので、ぜひご覧ください!
コチラからアクセスして、青いボタンの「立ち読みする」をクリックすると、立ち読みできます。
 
1頁目は、暗闇の扉。
 
2頁目は、髑髏と触れ合う(?)いぶくろ先生。
 
3頁目は、目次と調弦や奏法記号について。
ちなみに文化箏は算用数字、箏は漢数字で糸譜が記載されています。
 
4〜5頁目は、いぶくろ先生が執筆した物語のイントロダクションで、要チェック!
 
6〜7頁目は、1曲目の余燼のイメージ写真と「演奏解説」、そして、曲に添えられた“謎の老婆”による一人語り。
これも全ていぶくろ先生が執筆したもので、老婆が月を見上げながら「坊」に語りかけるお話が曲のコンセプトや展開を想起させるものになっていて、実は非常に重要なキーマン(キーウーマン?)なのです。
各曲にこの“謎の老婆”の一人語りが添えられているので、「いとあやし」を手にとった時には、この点を思い出してくださいね!
 
8〜9頁目は、1曲目「余燼 〜芳一〜」の譜面で、五線譜と数字譜の併記になっています。
箏の譜面は通常縦に読みますが、本書では横に読譜する形です。
見慣れない方も多いかと思いますが、譜読みの理屈は同じですので、ぜひチャレンジしてみてください!
 
「余燼 〜芳一〜」で思い出しましたが、制作中はいぶくろ先生をはじめ、チーム全体で「芳一(ほういち)」と呼ぶことが多く、たまに「余燼(よじん)」と呼んでいたりするのですが、気がつけば省略しすぎて「よいち」になっていて、「誰だよ!?」とよくツッコまれました。
 
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▲「よいち」と呼んでも許してくれるいぶくろ先生。
 


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先日、無事に『いとあやし』が校了し、ただいま絶賛印刷製本、CDプレス中です。
発売まであと10日ほどですので、今しばらくお待ちください!
「いとあやし」特設ページにて、曲の一部ではありますが、全6作品の試聴ができますので、ぜひぜひアクセスしてくださいね。
 
今回、いぶくろ先生は「怪談」をテーマに作曲をされましたが、決して聴く人にド直球の恐怖体験をさせたいわけではなく(皆さん、百も承知だと思いますが)、それぞれの物語にある情景や、いぶくろ先生独自の視点で登場人物の心理をつかみ、箏という楽器を通して“音”にしています。
 
普段見聞きするいぶくろ先生のイメージからちょっと外れた(?)コンセプトの「怪談」に、意外性を感じた人も多いかと思いますが、その作品の出来栄えは、最初に立ち会った制作チーム側も意表を突かれるような、傑出したものでした。
 
今回の収録では、気鋭の箏奏者・木村麻耶さんをお迎えして、いぶくろ先生の文化箏(白鷺)との二重奏を収録しました。
「今回の作品は、どうしても木村さんと録りたい」と熱望していたいぶくろ先生の思いが叶い、レコーディングの際には、二人の奏でる、うねるような、熱を帯びたサウンドに、立ち会った関係者は終始圧倒されっぱなしでした。
 
過去の2作品(音伽噺木花咲耶)の独奏はもちろん、二重奏も全ていぶくろ先生お一人で収録していた時とは異なり、「これって、ああだよね? こうだよね?」「そうそう!」と、分かち合える同志を得た喜びに満ちていたのが印象的でした。
今まで、孤独な戦いをしていたのですね…。
 
お二人の収録の模様は、「いとあやし」予告動画(トレーラー)で見ることができます。
木村麻耶さんはふわりとした魅力的な女性で、「可愛いなぁ」と思いながらいろいろお話しさせていただいたのですが、曲に集中すると飛び抜けて男前で、気がつけば収録中は男前が二人、箏を弾いていました。
 
皆さまも、この男前体験を「いとあやし」で実感してください!
 
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▲男前その1


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