先日、無事に『いとあやし』が校了し、ただいま絶賛印刷製本、CDプレス中です。
発売まであと10日ほどですので、今しばらくお待ちください!
「いとあやし」特設ページにて、曲の一部ではありますが、全6作品の試聴ができますので、ぜひぜひアクセスしてくださいね。
 
今回、いぶくろ先生は「怪談」をテーマに作曲をされましたが、決して聴く人にド直球の恐怖体験をさせたいわけではなく(皆さん、百も承知だと思いますが)、それぞれの物語にある情景や、いぶくろ先生独自の視点で登場人物の心理をつかみ、箏という楽器を通して“音”にしています。
 
普段見聞きするいぶくろ先生のイメージからちょっと外れた(?)コンセプトの「怪談」に、意外性を感じた人も多いかと思いますが、その作品の出来栄えは、最初に立ち会った制作チーム側も意表を突かれるような、傑出したものでした。
 
今回の収録では、気鋭の箏奏者・木村麻耶さんをお迎えして、いぶくろ先生の文化箏(白鷺)との二重奏を収録しました。
「今回の作品は、どうしても木村さんと録りたい」と熱望していたいぶくろ先生の思いが叶い、レコーディングの際には、二人の奏でる、うねるような、熱を帯びたサウンドに、立ち会った関係者は終始圧倒されっぱなしでした。
 
過去の2作品(音伽噺木花咲耶)の独奏はもちろん、二重奏も全ていぶくろ先生お一人で収録していた時とは異なり、「これって、ああだよね? こうだよね?」「そうそう!」と、分かち合える同志を得た喜びに満ちていたのが印象的でした。
今まで、孤独な戦いをしていたのですね…。
 
お二人の収録の模様は、「いとあやし」予告動画(トレーラー)で見ることができます。
木村麻耶さんはふわりとした魅力的な女性で、「可愛いなぁ」と思いながらいろいろお話しさせていただいたのですが、曲に集中すると飛び抜けて男前で、気がつけば収録中は男前が二人、箏を弾いていました。
 
皆さまも、この男前体験を「いとあやし」で実感してください!
 
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▲男前その1
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