公開講座

ひと目で納得!音楽用語辞典

音楽用語のほとんどはイタリア語です。それは音楽の中だけで使われる特殊な言葉ではなく、実は日常の中で普通に使われている生きた言葉なのです。そこには、様々な意味が潜み、微妙なニュアンスがたくさん含まれています。
イタリア生活30年に及ぶピアニスト関孝弘が、100年以上に渡り無味乾燥な一言「速く、遅く、強く、弱く・・」と定義されてきた解釈をくつがえし,イタリア人が感じる“真のイタリア語”の意味、日伊の感覚の違いなどを、ビジュアル的要素も交えて楽しく解き明かします。アンダンテは「歩く速さ」、スタッカートを「短く切る」・・・と捉えているイタリア人は一人もいません。音楽用語にどのような微妙な様々な雰囲気が隠されているのか理解する事が演奏に、指導に大きく役立つ第一歩なのです。
全国各地で「正に目からウロコ!」と大反響を得て、繰り返されている大人気の講座です。
今日から貴方も明るく楽しくアッレーグロ! 心の迷いもなくデチーゾ!!

参考テキスト

  • ひと目で納得!音楽用語事典

    ひと目で納得!音楽用語事典

    あのベストセラー「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」の第2弾が登場です!

    定価:[本体1,800円+税]
    ポイント:90pt

講師紹介

関 孝弘

関 孝弘

東京に生まれる。東京芸術大学、同大学院を修了。1979年よりイタリアのブレーシャ国立音楽院に留学。在学中から数々の国際コンクールに上位入賞。ワルシャワ・フィル、モスクワ交響楽団、サンクト・ペテルブルグ・オーケストラ、ヴェニス室内合奏団などにソリストとして招かれ共演。
1988-2005年、東京芸術大学の講師を務めながら、その間にも演奏活動と研究のため、日本とイタリアの往復生活を続ける。イタリアのピアノ音楽を意欲的に日本に知らしめ、その功績は多大であり高く評価されている。楽譜校訂及び監修、CD録音多数。
現在、イタリア音楽協会理事も務めており、2001年から毎年開いている東京文化会館大ホールの演奏会は毎回満席になるほどの人気を博す実力派ピアニストである。国内はもとよりヨーロッパの演奏活動も多く、イタリアを中心に広く活躍している。

出版物一覧

  1. Viva la Musica!これで納得!よくわかる音楽用語のはなし
  2. ひと目で納得!音楽用語事典
  3. ショパン:ピアノ遺作集
  4. ヴェッキアート:ピアノ叙情小曲集
  5. ガルッピ:ピアノ・ソナタ集
  6. ショパン:四手のための変奏曲(ムーアの民謡風主題による)
  7. チマローザ:ピアノソナタ全集 1,2
  8. ニーノ・ロータ:子どものための7つの小品/戯れるイッポーリト
  9. レスピーギ:ピアノ曲集 1,2
  10. イタリア ピアノ名曲選集
  11. I.アルベニス:入江のざわめき(マラゲーニャ)(PP-492)
  12. I.アルベニス:アストゥリアス(PP-500)
  13. B.ガルッピ:ソナタ第1番〔エレナ〕(PP-497)
  14. W.ギロック:ソナチネ ハ長調(PP-494)
  15. W.ギロック:リオのカーニヴァル(PP-495)
  16. W.ギロック:ト長調のエチュード「そりすべり」(PP-499)
  17. M.クレメンティ:《月の光》による変奏曲(ファンタジー付)(PP-493)
  18. D.チマローザ:二つのソナタ〔第26番、第27番〕(PP-496)
  19. M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(PP-498)

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