この曲集は、まず楽譜を見て楽しむという、“知的な喜び”のために作られました。
調、形式などを調べて音楽を想像して欲しいのです。
青島広志の新刊『もしかしてグリム』では、全部で24のグリム童話を取り上げ、それらは24の調で作られています。
調性は曲のキャラクターを決めるポイント。
馴染みの《白雪姫》《シンデレラ》《ヘンゼルとグレーテル》などのお話にはどんな調でどんな音楽がつけられているでしょうか?
『もしかしてグリム』は教育的要素も含まれた、子どもから大人まで楽しめるピアノ曲集です。
セミナーでは、レッスンでの効果的な使用法をテーマ別にお伝えします。
《主な内容》
・「青島流」描写音楽の分析とその演奏法
・さまざまな音楽様式の弾き分け方ー 時代背景を知る
・曲の性格を決める調性のお話
・クラシックと西洋文化(グリム童話にまつわるお話)
定価:[本体1,700円+税]
ポイント:85pt
1955年東京生まれ。東京藝術大学および大学院(作曲科)修士課程を首席で修了。
これまでに作曲した作品は200曲以上に及ぶ。
ピアニスト・指揮者としての活動も40年を超え、最近ではコンサートやイベントのプロデュースも数多くこなしている。テレビ「題名のない音楽会」(アドバイザー)「世界一受けたい授業」、ラジオ「高校講座」などに出演。
東京芸術大学、都留文科大学講師。日本現代音楽協会、作曲家協議会、東京室内歌劇場会員。
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