初期の間に知っておきたい音楽の基本 ~ 『アクセント・オン』を使って
このセミナーでは、とりわけギロックが大切にしていた、《調性感覚》を身につけるための教本『アクセント・オン』を使い、長調と短調を取り上げます。
「アクセント・オン」1巻は、同主調による24の長調と短調が登場し、調性感がしっかり身につくようにできています。
2巻では、ソナタ形式、歌唱形式、ロンド形式、舞曲形式、そのほかのさまざまな時代様式や音楽スタイルを。このような、初期の間に知っておきたい音楽の基本を“ギロックのオリジナル作品を通して”学ぶことができます。
ピアノの先生自身がこれらの音楽の基本を把握していると、子どもたちを指導する時に小さな目標をたくさん持つことができるので、指導計画が自ずと湧いてきます。また、生徒やご自身が演奏をするときも、表現する上で大いに役立ち、暗譜力を助けてくれるので、音楽の質と幅を大きく広げてくれます。
「アクセント・オン」からギロックのほかの作品や、“歴史に残る大作曲家の作品”へと進む扉を開けたいと思います。
第1巻では調性感が身に付くよう出来ています。31の練習曲を学びながら、しっかりとした基礎が覚えられるでしょう。
定価:[本体1,500円+税]
ポイント:75pt
ギロックのソナチネを弾きながらソナタ形式を学び、モーツァルトやベートーヴェンの大曲へと準備をします。
定価:[本体1,100円+税]
ポイント:55pt
大阪音楽大学音楽学部器楽科ピアノ科専攻卒。仙石浩之氏に師事。清風会茨木病院にて音楽療法を担当、併行して中学校の非常勤講師、ピアノ教師。
ギロックの作品に感動し1992年にアメリカに渡りW.ギロック氏、ヘンリー・ドスキー氏に師事。
1996年7月1日に日本ギロック協会を発足。ギロック音楽の普及と研究に努め、世界の国々の音楽仲間との交流をはかっている。
現在カナダのモントリオールに在住。ウエストマウント・ピアノ・スタジオにて幼児のための「音楽グループ・ワーク」とピアノ指導。また、ギロックの初期作品と廃版楽譜をリサーチし、再出版のための活動にも力を注いでいる。ギロック関係の楽譜出版と共にCD,ミュージックデーターなど数多く監修。全音楽譜出版社よりギロック及び仲間たちのピアノ曲集・教本を多数出版。
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