ピアノ·アドヴェンチャーシリーズとは

『ピアノ·アドヴェンチャー』シリーズは、著者のナンシー・フェイバー、ランディー・フェイバー夫妻による、全米人気ナンバーワンのピアノ・メソードです。
導入期から、ピアノ演奏に必要な能力「読む・聴く・書く・弾く」を多面的に学び、総合力を養う進化系メソードとして、現在ではアメリカのみならずドイツ、オランダ、中国、韓国など多くの言語に翻訳され、世界中で人気を集めています。

   シリーズについて

ピアノ·アドヴェンチャーには、幼児向けシリーズ『はじめてのピアノ·アドヴェンチャー』と、小学生以上を対象としたベーシック・シリーズ『ピアノ·アドヴェンチャー』など、いくつかのコースがあります。(詳細については「シリーズ一覧」ページをご覧ください。)

このメソードの指導理論は、フェイバー夫妻の提唱する『ACE:分析(Analysis)、創造(Creativity )、表現(Expression)』に基づいています。分析は理解に、創造は自己発見につながり、表現することは子供たちの芸術性を育てます。

  • 『はじめてのピアノ·アドヴェンチャー』(幼児向けシリーズ)について

    My First Piano Adventure

    『はじめてのピアノ·アドヴェンチャー』は、4〜6歳程度*の未就学児のためのピアノ・メソードです。A・B・Cの3つのレベルがあり、レッスン・ブックライティング・ブックの2種類のテキストを使います。子供たちは、テキストで出会う“ピアノフレンズ”の仲間になって、キャラクター達と一緒に楽しくピアノの冒険をします。
    *)3才からの使用も可能

    著者のフェイバー夫妻は、子供たちの思考や理解、からだの発達を研究し、それをメソードに採り入れています。各カリキュラムは、子供の理解をたすけるために身近な題材が用いられており、好奇心を刺激する様々なアイディアを採り入れています。また、役割を与えて自発性を促したり、創造力や表現力を育てる楽しいアクティビティを体験するなど、徹底的に子供に寄り添って書かれたメソードです。

    ●知覚能力の発達と音楽的テクニックの礎
    ピアノの学習を通して、楽譜を「読む力(目)」や、音を「聞く力(耳)」などの知覚能力の発達を促し、さらに、創造力や豊かな感受性を育むことができます。また、後にピアノ演奏において必要とされる芸術性や、それに伴う音楽的な身体の使い方の基礎を、初歩のうちから身につけることができるよう考慮されています。

    ●カリキュラムの内容
    このメソードでは、歌やアクティビティを通して基本となるテクニックや、からだの使い方、初歩の楽典などを学び、五線譜を使わずに音符の動く方向を「見る」(プレ・リーディング)ことから始め、段階的に基礎の楽典や、5音による音階(スケール)、音楽の形式などを学んでいきます。
    各カリキュラムは、丁寧に少しずつ進み、繰り返し学習することで子供たちの理解を深められるようになっています。

    ●多様な音楽ジャンルに触れるテキストには様々な曲調の音楽が使われています。クラシックの有名曲や、民謡、ジャズやブルースなど、多様なスタイルの音楽を通して聴く力を養い、楽しみながら豊かな表現力を身につけることができます。

    ●付属CDで、これまでにないリスニング体験!
    各レベルには、すばらしいオーケストレーションとプロの歌い手によるCDが用意されており(CDはレッスン・ブックに付属)、これまでにないリスニング体験ができる教材であることが大きな特長です。このCDを活用することにより、子供たちがさらに音楽的な演奏ができるようになります。
    CDは、著者の監修のもとで、すべて日本語で録音されています。

  • 『ピアノ·アドヴェンチャー』(ベーシック・シリーズ)について

    Piano Adventures

    『ピアノ・アドヴェンチャー』(ベーシック・シリーズ)は、おもに6才以上*を対象としたピアノ・メソードです。導入書、レベル1〜4&5までの全6レベルがあり、レッスン&セオリーテクニック&パフォーマンスの2種類のテキストを使ってピアノを弾く基礎をバランスよく身につける総合的なピアノ・メソードです。*)5才からの使用も可能

    ●多彩な音楽的能力を身につけるアクティビティ
    ピアノ演奏に必要な読譜力を着実に身につけるための初見練習や、移調練習、生徒の創造力や表現力を養う即興演奏を体験するなど、学習内容を応用したアクティビティにより多彩な音楽的能力を身につけます。

    ●音楽的な奏法を身につける
    表現力豊かな演奏をするために大切なテクニックに重点をおいていることが大きな特長です。とくに「テクニック&パフォーマンス」では、指や腕の使い方、タッチ、身体の動きなどを習得するカリキュラムが組み込まれており、初歩の段階から正しい奏法を学習します。この学習が技術を向上し、音楽的な演奏をするうえでの基盤となります。また、ピアノ演奏には、タッチや音色づくりのためのコントロールが必要です。「テクニック&パフォーマンス」で、テクニックと芸術性を同時に学び、豊かな音楽表現を引き出します。

    ●音楽の理解を深める学習
    コードネームや和音記号を併行して学習することで、読譜力や音を聴き分ける力を強化します。また、音楽の形式や初歩の音楽理論などの学習により分析力を養い、音楽の理解を深めます。

    ●付属CDで表現力、リズム感を育む
    「レッスン&セオリー」付属CDには、想像力が広がるオーケストレーション付きの伴奏が収録されています。これによって表現力豊かな演奏と正確なリズム感が育まれます。また、ジャズからクラシックまで幅広い音楽ジャンルに触れ、生徒の学習意欲を高めることができます。(4&5巻の付属CDはありません)


著者紹介
ナンシー・フェイバー(Nancy Faber)
全米音楽教育者連盟(MTNA)の最優秀作曲賞を受賞(「ピアノと弦楽四重奏による《テネシー組曲》」)。フルート四重奏曲《Voices from Between Worlds》は、全米フルート連盟による室内楽コンクールの受賞作である。ナンシー・フェイバーの作品は、世界中のピアノ発表会で演奏されるのみならず、テレビやラジオでも放送されている。
作曲をジョアン・タワー、ウィリアム・アルブライト、チャールズ・ルジェロ、ニコラス・マウに師事。イーストマン音楽院、ミシガン州立大学でピアノを学び、同校より2015年に、優秀卒業生として表彰された。
ランディー・フェイバー(Randall Faber)
ピアニスト、教育者として、アジア、カナダ、全米の大学から特別講師として招聘されており、全米音楽教育者連盟(MTNA)、ピアノ・ペダゴジー世界学会、鍵盤楽器ペダゴジー全米学会などでマスター講師を多数務めた。また、スタインウェイ・アーティストであり、全米、カナダ、アジアなどでリサイタルを行っている。ミシガン大学から3つの学位を取得し、ヴァンダービルト大学から人間発達教育科学の博士号を授与されている。


ナンシー・フェイバー、ランディー・フェイバー夫妻はベストセラーのメソード『ピアノ・アドヴェンチャー』を共に執筆。同シリーズは10の言語に翻訳され、世界中で数千万部を売り上げています。