【ビデオレター】薮田翔一《祈りの華》(12/13四人組コンサート)
12/13(金)に迫った第26回「四人組とその仲間たち」コンサート。
当日初めて発表される新作について、作曲家の薮田翔一さんから届いたビデオメッセージと作品解説をご紹介します。
薮田翔一《祈りの華》
- 演奏:小川栞奈(sop)、黒岩航紀(pf)
演奏所要時間:約11分
作曲者による解説
- この曲は7つの短い楽章で構成されています。それぞれの楽章は、連続して演奏されます。声楽パートは、ヴォカリーズ(歌詞は無く、母音のみで歌う歌唱法)です。
「I」Piano solo
全体の序奏となる音楽です。
「II」~Peony~ Soprano
この楽章はPeonyという副題が付いています。今回、演奏してくださる小川さんよりpeonyのアイディアを頂いて作曲しました。
「III」Soprano & Piano
ソプラノのロングトーンを中心に、ピアノが様々な色彩を加えます。
「IV」Soprano & Piano
三連符をベースにした短いフレーズと、短い「間」を中心に構成されたリズミカルな音楽です。
「V」Piano solo
ピアノソロによるゆったりとした歌です。
「VI」Soprano & Piano
鐘をイメージしたピアノの低音の上に、三連符のリズミカルなハーモニー、ソプラノのロングトーンの3つの異なった要素で構成されています。
「VII」Soprano & Piano
2楽章の素材を元に展開した音楽です。
(薮田翔一)