いずみホールを拠点とし、2000年の創設以降、国内外の現代音楽を意欲的に取り上げてきたいずみシンフォニエッタ大阪。記念すべき第40回定期演奏会にて、音楽監督の西村朗による新作「西村朗：オーボエ協奏曲〈四神〉」が、2月10日に世界初演となります。4種類のオーボエ属の楽器を持ち替え、「四神」をモティーフに4楽章から成る本作品は、西村ならではの独創的な発想が豊富に盛り込まれており、音楽の未知の領域を体験できること間違いなし。指揮は常任指揮者の飯森範親、オーボエソロはトーマス・インデアミューレ。同団のデビューコンサートで披露された西村の「オーボエ協奏曲〈迦楼羅〉」（2000年）のソリストも務めたインデアミューレが、巧みなテクニックで西村の作品に再び華を添えます。是非ともご期待ください。

西村朗：オーボエ協奏曲〈四神〉