【ビデオレター】新実徳英《ラ・ヴァルス F》(12/6四人組コンサート)
12/6(金)に迫った第20回「四人組とその仲間たち」コンサート。
当日初めて発表される新作について、作曲家の新実徳英さんから届いたビデオメッセージと解説をご紹介します。
新実 徳英《ラ・ヴァルス F 》サクソフォンとピアノのための(A.E.29)
作曲者による解説
- タイトルから明らかなように、この曲を舞踊作品として発想した。ただし、サロン=社交のワルツを想定したわけではない。
生命の激しい燃焼体であるような、時には「生」と「死」とが手を取り合って踊っているような、そんなワルツを夢見たのであった。が、それは中々に困難な課題でもあった。ともあれ、なにかは実現できたように思う。本日の素晴らしい演奏者の方々が、この曲に「生いのち命」を吹き込んでくださることでしょう。
「F」は識別記号のようなもの。どうぞご自由に、英語であればfantastic, fine, fairy・・・(failure, faint・・・)、など想像してくださってかまいません。
全体は続けて演奏される3楽章の構成。演奏時間は15分程。
(新実 徳英)