更新日:2013年10月17日
7月に出版した合唱のためのメソッド『ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践』の著者:当間修一が11月4日に東京・浜離宮朝日ホールで合唱のコンサートを行います。
当間修一が提唱し実践しているヴォーチェ・ディ・フィンテによる合唱の美しい響きをお楽しみください。
18回目を迎えます、大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団東京定期公演、今回は柴田南雄・木下牧子作品の世界をご堪能頂きます。
作曲家・音楽学者の柴田南雄(1916-1996)による無伴奏合唱作品「宇宙について」は、氏の数あるシアターピース作品の中でも「人間とは何か」をテーマとした、とりわけ壮大な世界観を示している曲の一つです。
舞台上にとどまらずホールの空間すべてを使い、いくつものグループがそれぞれの祈りの世界を歌うことで作られるシアターピースの世界。
ライブでなければ決して体験することのできない音空間の重なりは圧巻です!
木下牧子による2作品は、ガラス細工のように透明で色彩感あふれる「ELEGIA」(詩/北園克衛)、プリミティブなリズムが躍動する「原体剣舞連」(詩/宮沢賢治)、
対照的なそれぞれの世界をお楽しみ頂けるかと存じます。
柴田作品に包摂される人間の営みの種々相、木下牧子の描くエスプリと熱き律動に合唱芸術の多様な魅力を感じて頂ける事でしょう。
皆様のご来場を心よりお待ち致しております。
なお、チケットご購入時「全音のホームページを見た!」と言っていただくと、下記料金よりS席,A席を300円引き、B席200円引きにてお買い求めいただけます。