つい先日気がついたことですが、DECCAの名盤のひとつ、エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団が1963年に録音したフランス音楽名曲集(ANSERMET CONCERTというタイトルでも発売されていた)に収められている20世紀を代表するフランスの作曲家による次の4曲のオーケストラ作品が、全音スコアA5判サイズの新しいスコアですべて揃うようになったことです。
 
ラヴェル《ボレロ》
ラヴェル《ラ・ヴァルス》
オネゲル《パシフィック231》
デュカス《魔法使いの弟子》
 
現在もDECCAの優秀な録音のオーディオ・ファイルとして取り上げられるアンセルメの名アルバムのひとつ、これまでに何度も新しいフォーマットで発売されていますが、この4つの作品のスコアが同じフォーマットで出版されていて、全て揃う出版社は全音スコアしかありません。
往年の名盤の鑑賞のお伴に、是非この4冊を揃えてはいかがでしょうか。
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ちなみにアンセルメは同じ4作品の組み合わせで、1954年にパリ音楽院管弦楽団と録音したアルバムもあります。こちらはモノラル録音ですが、むしろ溌剌として冴え渡り元気いっぱいの頃のアンセルメのバトンでこれらの名曲を楽しむことができます。こちらは現在、オーストラリア・エロクァンスのレーベルで発売された輸入盤CDで聴くことができます。(上手に探せばネットやYouTubeでも聴けます)


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フランスの作曲家モーリス・ラヴェルのオーケストラ曲の傑作《ラ・ヴァルス》は、ウィンナ・ワルツ(ウィーン風のワルツ)の賛美として作曲され、今も広く聴かれている代表作です。
 
スコアの前には次のような言葉が掲げられています。

「渦を巻く雲の切れ間から、ワルツを踊る男女たちがちらちらと垣間見える。雲が少しずつ散っていくと、旋回する人々であふれかえる大広間がはっきりと見えてくる。舞台はだんだん明るくなり、シャンデリアの光がフォルティッシモでまばゆいばかりに輝く。1855 年頃の、皇帝の宮廷。」(ラヴェルによるフランス語の説明からの抄訳)

 

この作品は、まず2台ピアノの形で1920年10月23日にウィーンでラヴェルとカゼッラ(イタリアの作曲家)の二人によって公開で演奏され、同じ年の12月12日、パリのサル・ガヴォー(ガヴォー・ホール)でコンセール・ラムルー管弦楽団によってオーケストラ初演されました。指揮はカミーユ・シュヴィヤール。
 
つまり今年2020年はその初演からちょうど100年目にあたります。
全音スコアはその2020年8月15日に、シリーズ初の《ラ・ヴァルス》のスコアを発売します。このスコアはオリジナル出版社のデュラン社のスコアを底本として制作してますが、演奏に使われているオーケストラ・パート譜、また比較的新しくヨーロッパで出版されたブライトコプフ・ウント・ヘルテル社の校訂されたスコアなどを資料として、照合・校閲しています。
 
「日本モーリス・ラヴェル友の会」がこの全音の新しいスコアを紹介して下さっています。
 
 
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全音スコア ラヴェル 〈ラ・ヴァルス〉
ISBN978-4-11-892473-1

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 本日は、合唱のためのメソッド『ヴォーチェ・ディ・フィンテとその実践』の著者:当間修一先生による“最初で最後”の『当間修一指揮法講座』のご案内です。


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この度は『えもあやし』コンテストにたくさんの作品をご応募いただき、ありがとうございました。
いずれも、いとあやし愛、いぶくろ聖志愛に溢れる力作揃いで、驚いたり、笑ったり、ほっこりしたりと、作り上げた方の個性が光る、素晴らしい作品ばかりでした。
 
いぶくろ先生が怪談を題材に作り上げた『いとあやし』ですが、それを受け取った皆さまが想像の翼を広げて自由に作品を作り上げ、『えもあやし』を通じて皆さまの作品がいぶくろ先生へと届けられました。
ものづくりと想いが一方通行ではなく、循環していることに、ちょっと感動。
本当に、本当に、ありがとうございました。
 
最後に、とっておきの話をひとつご紹介したいと思います。
 
いとあやしのツイートの中で、
「婆が怖い話をしているのにもかかわらず、寝てしまう坊」
といったコメントを拝見しましたが、これは非常に良いところにお気づきになられています。鋭い。
 
なぜ、婆が怖い話をしているにもかかわらず、坊は寝られるのでしょうか?
なぜ、いつも婆しか話しをせず、婆と坊の会話がないのでしょう?
 
 
──これがもし、“坊”が亡くなっていることを受け入れられない“婆”の話だとしたら…?
 
 
 
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▲6曲の怪談・奇譚よりも、実はいぶくろ先生の「婆と坊」の話が一番怖い。
 


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先日は突然のまなこさんご来社で大変驚きましたが、初めてまなこさんにお会いしたのは、『いとあやし』の表紙撮影の現場でした。(詳細はコチラ)
 
当日は、今回の『いとあやし』のために衣装を作ってくださったgoukのデザイナー國友剛さんも、撮影にご協力いただきました。
 
衣装をお作りになる前に、今回の『いとあやし』のコンセプトについていぶくろ先生から國友さんに説明され、イメージを膨らませて、この衣装のアイデアが生まれたとのこと。
いぶくろ先生の凛としたイメージからさらに踏み込んで、妖(あやかし)を大胆に体現させた素晴らしいお衣装です。
 
撮影の際には、いぶくろ先生があれこれとポーズを決めてくださり、そのいくつかが、『いとあやし』の表紙、帯、本書の中面はもちろん、フライヤーやブロマイドカードなどに掲載されています。どれも見事な着こなしで、素敵ですよね。
 
実は、まなこさんも、いぶくろ先生と同じ衣装をお召しいただき、撮影に臨んでいただきました。
男性と女性ではこうも違うのか!と思うほど、まなこさんの妖艶な色香漂う着こなしに、現場にいた男性スタッフ全員のタガが外れたのは、過去のブログ記事に書いた通りです。
 
goukさんで、いぶくろ先生がお召しになった衣装のコラボ商品が予約販売されているとのことですが、これって、まなこさんのコスプレも可能ということですよね。
 
聖志さん・まなこさんの『いとあやし』コスプレを、ぜひとも見てみたいと思うのは私だけでしょうか。
どなたかお願いします。
 
 
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▲お二人のコスプレはかなり目立つかと。
 
 


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