磯シールの種類と貼り方
2種類の磯シールから用途に応じてお選びいただき、本体に貼ってご使用ください。
- 学校教育現場で使用【平調子・民謡調子の磯シール 基音E(ミ)】調弦方法はこちら
- 一般・カルチャー等で使用【平調子・乃木調子の磯シール 基音G(ソ)】調弦方法はこちら

上図の通り○印の位置に磯シールの左端を合わせて貼ります。空気が入らないようにゆっくり貼ってください。
学校教育現場で使用する調弦方法【平調子・民謡調子の磯シール 基音E(ミ)】
- 下記付属の磯シールを貼る。

- 柱を磯シールの(▲)の位置に合わせて立てていきます。
- 1)糸を持ち上げます。
- 2)糸番号の位置に合わせて柱を甲羅の上に立てます。
- 3)柱の上にある溝に糸を乗せます。
-
- ※溝に糸がはまっていないと、滑って柱から糸が外れることがありますのでご注意ください。
- 1~巾まで下記表の通り、チューナー(調弦器)と付属のT字ハンドルを使って音を合わせていきます。
糸番号 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
斗 |
為 |
巾 |
チューナー 記号 |
E |
A |
B |
C |
E |
F |
A |
B |
C |
E |
F |
A |
B |
音名 |
ミ |
ラ |
シ |
ド |
ミ |
ファ |
ラ |
シ |
ド |
ミ |
ファ |
ラ |
シ |
一般・カルチャー等で使用する調弦方法【平調子・乃木調子の磯シール 基音G(ソ)】
- 下記付属の磯シールを貼る。

- 柱を磯シールの(▲)の位置に合わせて立てていきます。
- 1)糸を持ち上げます。
- 2)糸番号の位置に合わせて柱を甲羅の上に立てます。
- 3)柱の上にある溝に糸を乗せます。
-
- ※溝に糸がはまっていないと、滑って柱から糸が外れることがありますのでご注意ください。
- 1~巾まで下記表の通り、チューナー(調弦器)と付属のT字ハンドルを使って音を合わせていきます。
糸番号 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
斗 |
為 |
巾 |
チューナー 記号 |
G |
C |
D |
E♭ (D#) |
G |
A♭ (G#) |
C |
D |
E♭ (D#) |
G |
A♭ (G#) |
C |
D |
音名 |
ソ |
ド |
レ |
ミ♭ (レ#) |
ソ |
ラ♭ (ソ#) |
ド |
レ |
ミ♭ (レ#) |
ソ |
ラ♭ (ソ#) |
ド |
レ |
お手入れ方法
- お箏は桐の木なので、風通しの良いところに保管してください。
- 使い終わったら手ぬぐいで甲羅など全体を拭きましょう。
- 木目に埃が入ると音が悪くなります。必ずケースにしまいましょう。
糸交換
- 交換する糸を取り除いてください。
- 図1のように新しい糸を雲角側の穴(芯座)に通してください。
- 通した後、糸玉の穴から糸を通して図2のように玉結びにしてください。
- 次に、反対の龍角側の穴(芯座)に、図3のように糸を入れ、口前の中のピン穴にも通し、糸が外れないように玉結びを作ります。
- 糸を引っ張りながらピンをT字ハンドルで巻いていきます。
※目安はE~Fの音にしてください。
爪の付け方
- 図のように3つの爪をしっかり指先につけます。逆につけないように注意しましょう。
