ヤン・エキエル*とパヴェウ・カミンスキ**が、ショパンの自筆譜から弟子の楽譜に書き込まれたメモまで、あらゆる資料を精査・比較・検討して編纂した
原典版(通称エキエル版)。ポーランドの国家事業として1960年よりエキエルが中心となり制作が進められ、その信頼性の高さから、
「ショパン国際コンクール」の推奨楽譜としても採用されています。
そのナショナル・エディション日本語版が全音楽譜出版社より刊行されています。
*ヤン・エキエル Jan Ekier・・・ショパン国際コンクールの審査委員長も務めたポーランドのピアニスト/教育者/研究者。
**パヴェウ・カミンスキ Pawel Kaminski・・・エキエルの弟子で、原典版全般についての専門家として世界的に評価されている。