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ピアノ・アドヴェンチャーについて

生徒を夢中にさせる、多彩で質の高い能力を身につける総合学習テキスト

導入期から、ピアノ演奏に必要な能力「読む・聴く・書く・弾く」を多面的に学び、総合力を養う世界中で人気のピアノ・メソードです。
子どもたちが何に興味を持ち、どんな言葉を理解し、どのように考え・行動するのかを研究してきた教育者のナンシー・フェイバー、ランディー・フェイバー夫妻による指導理論を基に、“生徒中心の学習”を実現。将来につながる“実践的な力”を養うため、「弾く」だけではなく、同時に「初見、移調」(読譜力を高める)、「即興、作曲」(表現力や創造力を養う)などバラエティ豊かな学習内容により、生徒の可能性を拡げていきます。

シリーズ
学習・指導モデル「ACE」

ピアノ・アドヴェンチャーのカリキュラムは、「ACE(エース)」という学習・指導モデルに基づいています。
「ACE」は、3つの要素「分析(Analyze)、創造(Create)、表現(Express)」の頭文字からとった言葉です。

ACE

A分析(Analyze)

曲を教えたり、学んだりするためには、要素を「分析(・分解)」することが大切です。それによって音楽がどのように組み立てられているかを理解することができます。初期から継続して小さな分析をすることで、音楽的理解力を育みます。

C創造(Create)

「創造・創作」を自然な形で導入するには、生徒が自分でなにかを選んだり、変化させたりする機会が必要です。レッスン中の短かい時間にその機会をとりいれることで、生徒の創造性(クリエイティビティ)が刺激され、集中力やエネルギーを引き出し、いきいきした学習につながります。

E表現(Express)

芸術的な表現をするためには、「こうしたい」という思いが必要です。それがきっかけとなって「表現」につながります。音楽においては、表現することのはじまりは聴くことです。聴くことで生徒の気分や感情が呼び起こされ、表現の下地となり、「こう弾きたい」につながるのです。先生は、生徒の思いを引き出す“ 架け橋”となってサポートします。

ピアノ・アドヴェンチャーのテキストやカリキュラムは、この「ACE」の学習を促すように組み立てられています。生徒だけでなく、先生も、つねに「分析・創造・表現」を意識した指導をすることで、生徒の自己開発につながります。

著者
ナンシー・フェイバー

ナンシー・フェイバー

Nancy Faber

全米音楽教育者連盟(MTNA)の最優秀作曲賞を受賞(「ピアノと弦楽四重奏による《テネシー組曲》」)。ナンシー・フェイバーの作品は、これまでテレビやラジオで放送されるのみならず、世界中のピアノ発表会でも演奏されている。作曲をジョアン・タワー、ウィリアム・アルブライト、チャールズ・ルジェロ、ニコラス・マウに師事。イーストマン音楽院、ミシガン州立大学でピアノを学び、同校より2015年に、優秀卒業生として表彰された。

ランドール・フェイバー

ランドール(ランディー)・フェイバー

Randall Faber

ピアニスト、教育者として、アジア、カナダ、全米の大学から特別講師として招聘されており、全米音楽教育者連盟(MTNA)、ピアノ・ペダゴジー世界学会、鍵盤楽器ペダゴジー全米学会などでマスター講師を多数務めた。また、スタインウェイ・アーティストであり、全米、カナダ、アジアなどでリサイタルを行っている。ミシガン大学から3つの学位を取得し、ヴァンダービルト大学から人間発達教育科学の博士号を授与されている。