HOME   >   2013年8月

2013年8月アーカイブ

弊社では、オーケストラ・吹奏楽・アンサンブルの演奏用楽譜をレンタルにて扱っています。

その内容は、指揮者用スコア・全パート譜一式のセット!

まるごと借りて、練習から本番まで使用。終了後に返却するというシステムです。

プロ・アマチュアを問わず、オーケストラ・吹奏楽団、また学校の吹奏楽部など様々なお客様にご利用いただいています。

ここでは、弊社レンタル楽譜をご使用いただいているコンサート情報をご紹介いたします。

※レンタル楽譜についてもっと知りたい!と思った方は、こちらへどうぞ

全音のレンタル楽譜

 

1           長岡リリックホール(新潟)                              

ハチャトゥリャン:組曲「仮面舞踏会」より"ワルツ"

久石 譲:となりのトトロ

群馬交響楽団鈴木織衛 指揮 

 

                                               

1           渋谷公会堂(東京)                       

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 作品47             

渋谷交響楽団横島勝人 指揮               



カテゴリ:

J. Strauss ⇔ Korngold

コルンゴルトのピアノ作品集《雪だるま》8月15日より全音で発売中!
(世界で)初めてのコルンゴルトのピアノ曲集になります。

5回目の曲目紹介は、曲集の最後の収録曲に飛んでここから順次遡っていくことにします。
《シュトラウス物語》作品21は、今回の曲集の中でこの曲だけずっと後年の、1927年、30歳の頃に書かれています。ウィーン出身のコルンゴルトにとってウィンナ・ワルツは、その代表的な音楽家であるヨハン・シュトラウス2世とともに切っても切れない関係にあったと言えます。
このピアノのためのオリジナル曲《シュトラウス物語》は、その敬愛するヨハン・シュトラウス,Jr. の美しく楽しいワルツ、ポルカ、またオペレッタの音楽をコルンゴルト流のファンタジーとしてまとめたもので、「千夜一夜物語」から「美しく青きドナウ」まで、およそ12曲のシュトラウスの音楽が登場します。
いっけんヨハン・シュトラウスのメドレーやポプリ(接続曲)のようにも思われそうですが、一つ一つのシュトラウスの曲がコルンゴルトのセンスで彼流の音楽に変化・発展されていて、単にシュトラウスの美しいメロディーが続けて演奏されるだけの曲ではないところが、二流作曲家とは違うコルンゴルトの技量ならではです。解説に揚げた曲目をたどって原曲と聞き比べてもらうと、ああこんなに違う感じになるのか、と面白い発見ができるでしょう。
E-W-Korngold_mono.jpg

ところで今回の「ピアノ作品集」の解説では、コルンゴルトがこの曲に登場させたヨハン・シュトラウス二世の原曲がほとんどリスト・アップされています。
これは世界的に見ても、これまで他に類例のない初めての成果と言えます。

(原曲の解明にご協力いただいた方々、ありがとうございました!)


ピアノ作品集《雪だるま》で収録しているのは《雪だるま》《ドン・キホーテ》《森が語ること》《4つの小さい陽気なワルツ》《から騒ぎ》《シュトラウス物語》の6作品です。
これで定価(消費税込)1,995円は絶対お買い得!


カテゴリ:

シティポップ!

ありそうでなかった・・・
特に80年代に流行したおしゃれで高品質な音楽ジャンル、シティポップの名曲を集めた、これまでになかったメロディー譜集です!

ユーミンや山下達郎のベスト盤が話題になり、また、キリンジやキンモクセイといった若い世代のバンドの活躍で、再びシティポップは脚光を浴びています。

70年代から今に到るまで、大ヒット曲から隠れた名曲まで...全126曲を収録です。


カテゴリ:

笑いがあふれ出す、楽しさが止まらない!!
発表会でおなじみの「おもしろピアノ連弾ミックス」(通称:おも連)から
ついにクリスマス曲集が発売されます!!!

その名も

〜3匹のこぶたさんと、ひいらぎ飾ろう〜

170328RGB.jpg
ジャーン!
ブヒャー!!


カテゴリ:

いち早く演歌の新曲をお届けする月刊誌!「明日のヒットメロディー」最新号のご案内です。
歌詞とコードネームはもちろん、前奏・間奏・後奏、オブリガードも付いた完璧な楽譜!
冒頭ナレーションと歌唱アドバイスも全曲について、カラオケのレッスン、伴奏に大変適した楽譜です。バンド演奏にも最適。

<曲目内容>


カテゴリ:

korngold_yngmn_19cm.jpg

コルンゴルトのピアノ作品集《雪だるま》のご紹介。

第3回目は、《森が語ること》(3つのピアノ小品)について。

森の都ウィーンの作曲家らしい題材で作曲されているが、やはり少年時代のコルンゴルトが1909年に書いた作品。

どの曲も見開き2ページで収まってしまう短い3つの曲で構成されていて、それぞれ独特の味わいを持っている。それら曲ごとの特徴を練習の課題に応用することで、エチュードとしての活用も出来るかもしれない。


第1曲「朝の鳥の目覚め」

次第に朝陽が昇って暁が明けていくような情景描写の中で、鳥のさえずりが聞こえてくる。特徴として並行和音と両手が反進行する書法が全体を支配している。


第2曲「恋する猟師」

長調と短調が交互に入れ替わってあたかも心落ち着かない心情を描いているよう。猟師が巡る森の情景らしくホルンの五度も聴こえてくる。6拍子の右手の旋律にはいくつかのリズム・パターンが次々と現れて変化が多いので、6拍子を上手に弾くための練習にもなりそう?


第3曲「森の妖精」

ささやくように秘めやかでしなやかなワルツ。真ん中あたりの4小節に ff がある他は、ずっと pp が最初から最後まで続けられる。


解説を書いている石田一志氏が指摘するように、恩人で作曲家としての先輩であるマーラーの影響のもとに作曲されたとも見られるが、これを書いている編集子にはいつもエリック・サティの面影がなんとなくちらついてくるのだが、あなたはどう感じるだろうか?


Krngld PW_本体_pp042_hf.jpg




カテゴリ:

弊社では、オーケストラ・吹奏楽・アンサンブルの演奏用楽譜をレンタルにて扱っています。

その内容は、指揮者用スコア・全パート譜一式のセット!

まるごと借りて、練習から本番まで使用。終了後に返却するというシステムです。

プロ・アマチュアを問わず、オーケストラ・吹奏楽団、また学校の吹奏楽部など様々なお客様にご利用いただいています。

ここでは、弊社レンタル楽譜をご使用いただいているコンサート情報をご紹介いたします。

※レンタル楽譜についてもっと知りたいと思った方は、こちらへどうぞ

全音のレンタル楽譜

17         ガーデンシティ品川(東京)                    

外山 雄三:管弦楽のためのラプソディー

東京フィルハーモニー交響楽団鈴木織衛 指揮         

 

 

17         愛知県芸術文化センター(愛知)                    

ショスタコーヴィチ:祝典序曲 作品96    

プロコフィエフ:シンデレラより                 

東海学生オーケストラ連盟橘直貴 指揮



カテゴリ:

サン=サーンスの『3番』

暑いねー♬
暑いといったら情熱の国スペインだね−
でも今回はスペインの音楽の話ではなく、スペインが生んだ希代のヴァイオリニスト、サラサーテにちなむ話。

ところで話題は飛んでフランス。近代の作曲家で完成度の高い曲を書いたと評されているのが『動物の謝肉祭』で知られているサン=サーンス
そのサン=サーンスの『3番』といわれて思い浮かぶのは・・・
彼の3番まで番号の付く作品は幾つかあるけれど、「2番」までの2曲しか書いてないジャンルも結構多い。(いくつかのソナタやチェロ協奏曲など)
『3番』といってもピアノの練習曲はあまり話題に上らないし、ピアノ協奏曲の『3番』も珍しく個性的で面白い曲だけどほとんど演奏されない。
そうなると、やはりどうしても『サンサーンスの3番』といわれて思い浮かぶ代表作は〈オルガンつき〉と呼ばれて親しまれている交響曲第3番か、ヴァイオリン協奏曲第3番ということになるだろう。
サン=サーンスのヴァイオリン曲は、『序奏とロンド・カプリチオ−ソ』『ハバネラ』、そしてこの『3番』といずれも結構良く演奏されていて有名。名ピアニストとして名を馳せたサン=サーンスが書いたにしては、意外と話題に上がりにくいピアノ作品とは対照的だ。

この『ヴァイオリン協奏曲第3番』が全音のISRシリーズ(International Standard Repertoires)で来月、いよいよ登場する(9月新刊)。ヴァイオリン・パートの編集にはヴィルトゥオーソの名手として名高いソロ・ヴァイオリニストの木野雅之さんが協力している。すでにこの曲のCD録音もあり、コンサートでも度々演奏している経験をもとに、演奏、練習のための実用的なパート譜になっている。

ところで最初に書いたサラサーテのこと。忘れているわけではない。この協奏曲第3番は、彼に捧げられている。もともとこの第3楽章は、サラサーテのために作曲された『カプリース・ブリラント(華麗な奇想曲)』がもとになっている。また後に、この第3楽章をパリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)の試験用にも編曲もしているのだ。
サン=サーンスにとって、どれほど思い入れ多い作品だったのだろうか。
ちなみに今回の出版はピアノ伴奏譜とソロ・パート譜のセットでの出版。
ピアノ伴奏は、サン=サーンス本人が編曲している。




カテゴリ:

コルンゴルトのピアノ作品集《雪だるま》8月15日に全音より(世界で)初めてのピアノ曲集として発売!
収録しているのは《雪だるま》《ドン・キホーテ》《森が語ること》《4つの小さい陽気なワルツ》《から騒ぎ》《シュトラウス物語》の全部で6作品。
これで定価(消費税込)1,995円は絶対お買い得です。

e-w-korngold-childhd_19cm.jpg
今回はコルンゴルトのピアノ作品集から、2曲目に収められた《ドン・キホーテ》:ピアノのための6つの性格的小品 をご紹介します。
「ドン・キホーテ」の音楽、といってもあの大型量販店の ♪愉快なテーマ音楽♪ でないのはもちろんで、スペインの中世の作家セルバンテスが、騎士道を狂信的に賛美する風潮を痛烈に風刺した代表作『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』を読んだ子供のコルンゴルトが、音による絵画として作曲したものです。

don quixote de la mancha.jpg
ところでこの作品も「雪だるま」と同じくコルンゴルト10歳〜12歳の時に作曲されたものです。それなのに、この信じがたいほどの完成度!

曲は中世の騎士道物語を読みふけっていた片田舎者が自らを「ドン・キホーテ」と名乗り、農夫サンチョ・パンサをお伴に「遍歴の騎士」として奇想天外・抱腹絶倒の冒険に出るという長ーい物語から、それぞれのエピソードではなく、登場する人物の特徴を音楽的に描くという手法によって6つの楽章にまとめています。

タイトルにある「性格的小品」とは、後期ドイツ・ロマン派の作曲家が主にピアノ曲として書いた作曲スタイルのひとつです。シューマン、ブラームスなどに代表的な作品があります。コルンゴルトはそのような大作曲家の先輩の作品を研究し、そのスタイルに則って「ドン・キホーテ」の音画を書いたのでしょう。
下に揚げる楽譜は第4曲の「トボソのドゥルシネア姫」の冒頭部分です。フォーレが好きな人にも気に入ってもらえそうな気がします。

Krngld _Dulcinea _m01-04.jpg
(続く)


カテゴリ:

弊社では、オーケストラ・吹奏楽・アンサンブルの演奏用楽譜をレンタルにて扱っています。

その内容は、指揮者用スコア・全パート譜一式のセット!

まるごと借りて、練習から本番まで使用。終了後に返却するというシステムです。

プロ・アマチュアを問わず、オーケストラ・吹奏楽団、また学校の吹奏楽部など様々なお客様にご利用いただいています。

ここでは、弊社レンタル楽譜をご使用いただいているコンサート情報・放送の予定をご紹介いたします。

※レンタル楽譜についてもっと知りたい!と思った方は、こちらへどうぞ

全音のレンタル楽譜

 

2日           ハノイ・オペラハウス(ベトナム)                      

芥川 也寸志:交響管弦楽のための音楽(第2楽章)

ベトナム国立交響楽団/本名徹次 指揮                           

 

 

3           横浜みなとみらいホール(神奈川)                                   

久石 譲:となりのトトロより

玉川大学管弦楽団/野本由紀夫 指揮   



カテゴリ: