《恋は魔術師》《スペイン舞曲第1番・第2番》《ベティカ幻想曲》
音の魔術師 マヌエル・デ・ファリャ
~強烈なコントラストとアンダルシアの情熱~
スペイン近代音楽を代表する作曲家、マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)は、フラメンコの特徴とファリャの鮮烈な個性があふれる作品を数多く発表しています。2012年に全音から出版されたファリャの《恋は魔術師》《スペイン舞曲第1番・第2番》《ベティカ幻想曲》は、信頼のおける版として日本のみならず海外でも好評を得ています。
この講座では、校訂者である平井丈二郎先生と平井李枝先生にファリャの魅力と、楽譜に表せないスペイン音楽を演奏するために必要な様々なテクニックを演奏を交えながらたっぷりとお伝えいただきます。色彩豊かで妖艶な物語性に富んだ《恋は魔術師》。独特のリズム感が魅力の《はかなき人生》の〈2つのスペイン舞曲〉。アンダルシアの情熱と斬新な和声が印象的な超絶技巧的ピアノ曲《ベティカ幻想曲》。この貴重なチャンスをお見逃しないよう、お誘い合わせのうえ、多数のご参加をお待ちいたしております。
超絶技巧的ピアニズムと前衛的な和声、そしてスペインの民族性が強烈に発揮された傑作。
定価:[本体1,400円+税]
ポイント:70pt
オペラ作品《はかなき人生》の作曲者本人によるピアノ版。
定価:[本体1,300円+税]
ポイント:65pt
超絶技巧的ピアニズムと前衛的な和声、そしてスペインの民族性が強烈に発揮された傑作。
定価:[本体1,400円+税]
ポイント:70pt
ジュリアード音楽大学音楽芸術博士、東京藝術大学名誉教授。皇后陛下雅子様のピアノの師。
1962年東京芸術大学を首席で卒業、1967年米国ジュリアード音楽大学大学院に留学、高名なピアノの巨匠サッシャ・ゴロドニツキー教授に7年半にわたり師事。ラフマニノフに直接指導を受けた同教授から最高峰の近代的な演奏法と解釈の神髄を学んだ。
1968年同大学バルトークコンテストで優勝。1970年ヴィオッティ国際コンクール第2位。1971年ヨーロッパ演奏旅行。1973年ワシントンとニューヨークでデビューし、いずれも最高の評価を得た。
1974年博士学位論文「ロマン派ピアノ音楽の始祖 ジョン・フィールド」及び3
回のドクター・リサイタルにより、ジュリアード大学より東洋人として初のDMA(音楽芸術博士)の学位を贈られた。
1975年帰国後、放送や協奏曲に出演。数々のリサイタルを行ない、幅広いレパートリーで、いずれも高い評価をかち得ている。
大阪音楽大学教授、東京芸術大学教授、聖徳大学教授、愛知県立芸術大学で教鞭をとり、優秀なピアニストを世におくっている。また、ピアノ曲、歌曲など作曲家としても活躍している。
ジョン・フィールド、スクリアビン、ラフマニノフ、グラナドス、ファリャのピアノ曲集を編纂校訂し全音楽譜から出版、これらの楽譜はロシア・米国・ヨーロッパの名ピアニストや教授から厚い信頼を得ている。
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