プラハの春をピアノで味わう
~フィビヒ、ヤナーチェク、ドヴォルジャーク~
モーツァルトやベートーヴェンの時代から、ウィーンと並んで「音楽の都」として知られているチェコのプラハは、「ヨーロッパの音楽院」と称されるほど音楽教育についても長い伝統があります。スメタナを初め、ドヴォルジャーク、フィビヒなど多くの作曲家が育ち、数多くの名曲を残しました。様々な政治情勢の中で、限られた作品しか日本に紹介されていなかったチェコ音楽ですが、フィビヒ没後100年(2000年)、ドヴォルジャーク没後百年(2004年)、ヤナーチェク生誕150年(2004年)など次々とアニヴァーサリーを迎えたのを機に、近年改めて注目を浴びるようになりました。
チェコ音楽には、ボヘミア民謡、モラビヤ民謡の素朴で親しみやすいメロディーや、ポルカ、フリアントなど、生き生きした民族舞曲のリズムを取り入れた作品から、愛国心や人間の心の叫びを表現した難曲までたくさんあります。
このセミナーでは、これらの中からお勧めの曲を紹介しつつ、チェコで行われる国際ピアノコンクールで見せる、子どもたちのすばらしい音楽表現や、美しい音色、楽に弾ける奏法などの秘密を探ってみたいと思います。
定価:2,090円(税込)
ポイント:85pt
定価:2,420円(税込)
ポイント:100pt
桐朋学園高校及び同大学音楽学部ピアノ科を卒業。
全日本学生音楽コンクール高校生の部入賞。
NHK洋楽オーディション合格。 1992年、1993年渡米し、ギロック氏に師事。東京、名古屋を中心にソロリサイタル、コンチェルト協演の他、各地でトークコンサートなどの演奏活動を行う傍ら、若い演奏家を紹介するIntroduce Concertを主催し、TV、FM放送出演や講演活動、コンクール審査など幅広く活躍している。全音楽譜出版社より、「ギロック叙情小曲集」「フィビヒ:ピアノ曲集」「ヤナーチェク:ピアノ作品集」「チェコ ピアノ作品集 第1巻・第2巻」「ドヴォルジャーク:「詩的な音画」Op.85」を出版。CDとして「はじめてのギロック」「こどものためのアルバム」をビクターから、「叙情小曲集」「ギロック作品集」をフォンテックから、「フィビヒ ピアノ曲集」をナクソスから、「ブルグミュラー25/18の練習曲」「ヤナーチェクピアノ作品集」「ドヴォルジャーク・詩的な音画」「チェコ・ピアノ作品集」を全音楽譜出版社からリリースしている。ギロック協会主宰。金城学院大学講師。
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