【ビデオレター】新実徳英《魂舞ひ　バリトンとピアノのために》（12/9四人組コンサート） : 全音楽譜出版社

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【ビデオレター】新実徳英《魂舞ひ　バリトンとピアノのために》（12/9四人組コンサート）

【ビデオレター】新実徳英《魂舞ひ　バリトンとピアノのために》（12/9四人組コンサート）

更新日：2022年11月14日

12/9（金）に迫った第28回「四人組とその仲間たち」コンサート。
当日初めて発表される新作について、作曲家の新実徳英さんから届いたビデオメッセージと作品解説をご紹介します。

新実徳英《魂舞ひ　バリトンとピアノのために》

演奏：松平敬(bar)、中川俊郎(pf) 演奏所要時間：約13分

作曲者による解説

I, II, IIIの3部から成る歌曲集。 Iの明恵上人は12~13世紀、空海上人は8世紀、IIの『万葉集』は7世紀、東国出身の防人の歌、そして都人それら、IIIの南東の歌人恩納ナベは18世紀、琉球最古の『おもろそうし』など、長細い日本列島の東から南までの歌たちが時空を超えてこの歌集に結ぶ。 言うまでもなく「魂舞ひ」とは詠み手のそれぞれの心の中で「魂が舞っている」、そのことを表わすタイトルだ。 この歌曲集を作ることにした契機はなんといっても明恵上人の狂気にも近い2篇、空海上人の生死を喝破する1篇の歌との出会いであった。そこから『万葉集』、『おもろそうし』などへと視座が広がっていった。 全音四人組コンサートで歌曲を発表するのは今回が初めてのことである。演奏の労をお取り下さる松平敬さん（Bar.）と中川俊郎さん（Pf.）にこの場をお借りして心よりの感謝を表したい。 （新実徳英）

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