HOME  >  声楽/合唱   >   佐村河内守:REQUIEM "HIROSHIMA"

佐村河内守:REQUIEM "HIROSHIMA"

ついに待望の佐村河内守先生の初の楽譜「4声ポリフォニー合唱曲 REQUIEM "HIROSHIMA"が出版されました!
もうすでにお買い求めになれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽譜だけではなく、CD(指揮:栗山文昭/合唱:合唱団 響)も付いています!
さらに、本書では、佐村河内先生の作曲草稿メモや自筆譜も掲載しております。


原爆投下から68年、ヒロシマの闇を紡いだ鎮魂曲REQUIEM "HIROSHIMA"の完成の裏には、15歳でこの世を去った少年との出会いがありました。
 2008年1月、佐村河内先生が広島へ帰省した時に、中学時代の恩師が教えていた広島大学の院内学級でその少年と出会いました。少年は被爆三世で骨肉腫を発症し、入院をしていました。
その後、左脚を切断した少年を佐村河内先生はメールで励まし、その後も交流を続けていましたが、2008年9月に少年の容体が急変し、佐村河内先生は病院へ駆けつけましたが、その翌日に少年は15歳という若さでこの世を去りました。そのときに、少年に献呈した楽譜がREQUIEM "HIROSHIMA"でした。

REQUIEM "HIROSHIMA"は、ヒロシマの唄として歌い継がれて欲しいという意志から生まれた鎮魂曲です。
これから、この祈りの調べが歌い継がれていくことを願っております。

CDは日本合唱界の重鎮、栗山文昭先生の指揮による合唱団 響の美しく繊細な演奏で、是非多くのかたにすばらしい演奏を聴いていただきたいです。
収録の時は、栗山先生、合唱団、スタッフ皆様の集中力と緊張感は、同じ空間にいて伝わってくるものがありました。
楽譜ができあがるまでに、沢山の方のお力添えをいただき素敵な楽譜になりました。
多くの方に手に取っていただけたら嬉しいです。

明日10月23日には、日本コロムビア主催による佐村河内先生の「ピアノ作品集」CD発売記念プレミアムイベントが19時からユナイテッド・シネマ豊洲で行われます。
ピアニストのソン・ヨルムさんの生演奏もあり、佐村河内先生もご来場される予定です。
ぜひ、ご興味のある方は明日、ユナイテッド・シネマ豊洲へ行きましょう!
詳細はこちら。