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社員紹介

出版部 編集課    Y.H.さん(2022年入社)

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アイディアとこだわりを一冊に込めて—— “楽譜づくりの核”編集者の仕事

現在の仕事内容

編集者=企画の核として全体をリードするプロデューサー

私は出版部の編集課で、楽譜の編集者をしています。現在、入社3年目です(取材時点)。
楽譜の編集者というと、楽譜をPCのソフトで打ち込んだり、校正したり、自分で作曲や編曲をしたりと、黙々とひとりで作業する仕事だと思われることが多いのですが……、じつはそういうわけでもないんです。当社の編集者は、企画の核として、立案から進行管理はもとより、PRなども含めてその楽譜が世に出るまでのあらゆることをリードするのが役割。自分ひとりで抱え込むのではなく、関係各所と連携を取りながら、時にはエンジンになったり、時には潤滑油になったりしながら“良いかたちで企画を前進させ、出版する”ことが求められます。
よく聞かれるのですが、楽譜さえ読めれば、必須の資格等はないと思います。また、社内外・世代を問わず多くの人と深く関わる仕事なので、人とやりとりすることが好きな人が向いている印象ですね。

入社の動機

自分の企画で人をわくわくさせたい

家族が音楽好きなので、私自身も小さい頃からピアノを習っていました。高校は普通科だったのですが、将来は人をわくわくさせられる音楽ビジネスに携わりたい! と考え、音楽大学へ進学することに。その音大でご縁があり、新卒で入社しました。
音大では、コンサート企画・運営などのマネジメントも勉強し、“自分で考えた企画を形にする”ことを学びました。この経験は編集の仕事にも結びついているのではないでしょうか。また、私は自分が前に出るのではなく、裏方として支えたいタイプなので、そういう部分もマネジメントと編集の仕事における共通点なのかもしれないです。

この仕事ならではのやりがいや魅力

頭の中の企画を具現化し、世に送り出す喜び

月並みかもしれないですが、自分の頭の中だけにあった企画が実物の“本”として完成した時に、達成感でいっぱいになります。あとは、教育的な目的をもって作った楽譜がピアノ・コンクールの課題曲に採用され、多くのかたが手に取ってくださった時も、とてもうれしかったです。この喜びを得られるのは、楽譜を生み出した編集者ならではの魅力だと思います。
企画を形にするまでの進行管理にはつねに心を砕いていますし、日々悩んでもいます(笑)。自分が動くだけでなく、かぎられた時間のなかですべての関係者がベストのパフォーマンスをできるよう、あらゆる気配りや先回りをしていくということが、この仕事の難しさでもあり醍醐味でもあるのではないでしょうか。

仕事をするうえで大切にしていること

ギリギリまで諦めず、こだわり抜く

より良い楽譜づくりを目指して、“最後まで諦めずにこだわる”ことを大切にしています。
少し前に関わった『おもしろピアノ連弾ミックス〜宇宙戦艦おさる〜』という企画では、楽譜の中身はもちろんですが、音楽の内容には直結しないイラストの細部もこだわり抜きました。工夫を凝らすことで、ユーザーへの伝わりやすさが変わると考えたからです。印刷所への入稿ギリギリまで細部に調整を重ねた甲斐あって、発売後、自分のピアノの先生やDTPをお願いしていた社外のかたからお褒めの言葉をいただけたことは大きな励みになっています。

今後の目標、取り組みたいこと

自分ならではのアイディアを企画へ昇華させたい

私ならではの視点やアイディアを盛り込んだ楽譜を作りたいです。そのためにコンサートに行ったり広告を見たりと、日常のさまざまな場面でインプットを心がけています。
じつは私、音大の授業で雅楽の篳篥(ひちりき)も勉強していたんです。雅楽はなかなか触れる機会の少ないジャンルだと思うのですが、実際にやってみるとおもしろいんですよ! そういった雅楽のおもしろさを伝えられるような、親しみやすい楽譜や書籍を作ってみたいと妄想しています。

オフタイムの過ごしかた

ライヴや旅行、ヒトカラでリフレッシュ!

土日や祝日、夏期休暇や年末年始など、しっかりとお休みをとれる職場なので、ライヴに参戦したり、まとまった休みで旅行にいったりと、思いっきりリフレッシュしています! 通常の有給休暇とは別に、誕生日近辺にお休みをとれる「メモリアル休暇」や、時間休をとれる「ライフサポート休暇」といった制度もあるので、自分でコントロールすれば仕事と休暇のバランスをとりやすいと思います。休日以外でも、月に1回ある「ノー残業デー」で早めに帰った日には、ヒトカラでストレス発散しています!

数字で見る全音

(2025年4月現在)

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