山本純ノ介

YAMAMOTO, Junnosuke (1958.2.24-)

祖父山本直忠、杉山園子に音楽・ピアノの手ほどきを受ける。直純・正美両親が日々の生活に則して作曲した「しつけ音楽」を身近に育つ。和声、対位法、楽式を北村昭に、室内楽・合唱を小林秀雄に、管弦楽法・作曲を東京藝術大学修士課程修了まで松村禎三に師事する。
その後実践音楽を父から享受、助手を12年間務め独立、未来音楽音響研究所を設立運営。
修士修了作品制作過程で、「音楽は崇高な禱り」との理念に至り、日本の交響管弦楽の「貌」を研究し、その果実を自らの個展として発表するよう尽力。
平成7年度(1995)文化庁派遣芸術家在外特別研修員として、ドイツに短期留学。研修地はベルリン、フランクフルト、シュタッツガルド。
prfディーター・シュネーベル、アンサンブルモデルン、prfハンス・ツエンダーなどのもとで研修、交流を結ぶ。ケルンドームではペーテル・エトウィッシュ自ら指揮をする新作のプローベに立ち会いスコアを寄贈される。
1998年(平成10)千葉大学助教授、東京藝大非常勤講師兼任などを経て千葉大教授、東京学芸大学院教授。
令和五年3月同退官、永年勤続表彰、放送大学客員教授、現在千葉交響楽団理事、音絵巻代表。
その間「法顕伝交響曲」、「迦樓羅黎明の響き」、聲明、尺八と管弦楽による、交響曲3番「五重塔」、第四交響曲鑑真寂静〜1250年紀〜等を作曲。ベルリンフィルメンバーから成るクラングフォルムベルリンのメンバー等により「ピアノのための絶対音楽」、「借景」等の室内楽を纏めたCD「来(きた)るべき汎(はん)音楽」が野村財団助成によりフォンテックより出版。
合唱作品は無伴奏合唱組曲1番「無不空」、西行のテキストによる2番「PANTA RHEI」3番、4番等。

EPITAPHⅢ : https://www.youtube.com/watch?v=amxEFrMU9zA

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