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パスカル・ヒメノ
GIMENO, Pascual (1974.8.13-)
ビジャレアルにて、オスカル・カンポスの下、ピアノを始める。その後、バルセロナ高等音楽院の上級クラスにて、アントニ・ベセスに師事。大学院ではブレノ・アムブロシニに師事。著名な作曲家ベルト・アッペルモントのレッスンを折りに触れて受講するも、作曲家としての学びは基本的に独学である。
カローサ・デン・サリア声楽コンクールにて伴奏者賞を受賞、またベルガ市ピアノ国際コンクールでの入賞など、数々の国際コンクールにて入賞を果たしている。
カステジョン大劇場やバレンシア音楽堂等にてソリストとして数々のオーケストラと共演。ピアノ伴奏者としては様々な音楽院にて講師を勤め、特にカステジョン高等音楽院では、金管楽器科の伴奏者として10年のキャリアを持つ。また、各種コンクールやオペラ作品での伴奏者としても活動。
その後、ロリン・マゼール、フレデリック・シャスラン、パトリック・フルニリエやジョルディ・ベルナセルなどといった指揮者とともに、バレンシアのオペラハウスであるパラオデレスアーツにてコレペティトールとして活動。また、マイテ・アルベローラ、マルコ・ベルティ、エリザベート・マトス、ヴィットリオ・グリゴーロ、またエルヴィン・シュロットといった歌手たちの伴奏も担当してきた。
現在、カステジョン“メストラ・タレガ”音楽院でピアニスト・伴奏者として教鞭をとりながら、作曲家として活躍している。また、ピアニストのフェルナンド・ソルソナとのコミカル・ピアノデュオ「ヒメノ&ソルソナ」としても活動している。
作品は、室内楽、オーケストラ、声楽と多岐に渡る。数々のピアノ・ソロ作品の中でも、『演奏会用リズム・エチュード』(全音楽譜出版社)は特筆に値する。
2020年11月スペイン・マドリードで開催される第21回「スペイン人作曲家」国際ピアノコンクールのテーマ作曲家。第二次予選では全参加者がヒメノ作品の中から任意の曲を演奏する。
楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しています。