上田真樹

UEDA, Maki (1976.6.4-)

東京生まれ。5歳の頃よりピアノを始め、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室、東京都立芸術高等学校音楽科作曲専攻を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院音楽研究科音楽学(ソルフェージュ)博士課程修了。論文『明治初期における西洋音楽用語の創成—滝村小太郎と音楽取調掛—』により、ソルフェージュ分野において国内初となる博士号を取得。博士(学術)。
第12回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位入賞。
第18回朝日作曲賞(合唱組曲)受賞。
主な作品に、『夢の意味』(東京混声合唱団委嘱)、『鎮魂の賦』(朝日作曲賞受賞作品)、『終わりのない歌』(早稲田大学グリークラブ委嘱)、『あらしのよるに』(NHK東京児童合唱団委嘱)、『あめつちのうた』(ヤマトホールディングス株式会社委嘱)、『花と風と』(八ヶ岳ミュージックセミナー委嘱)、『月の夜』(神奈川県立音楽堂委嘱)、オーケストラのための「あけぼの」(横浜シンフォニエッタ委嘱)、『抒情小組曲〜フルートとピアノのために〜』などCDや楽譜の出版多数。また、第78回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「僕が守る」、第85回同コンクール課題曲「ポジティブ太郎〜いつでも始まり〜」、第2回東京国際合唱コンクール課題曲「山のあなた」など課題曲の作編曲も多く、コンクールの審査員等も数多く務める。
『心に花を咲かせようプロジェクト』では作品(「心に花を咲かせよう」「未来行きの切符」)及び編曲作品を提供し、被災地キャラバンツアーやスクールカウンセラー事業に参加するなど、12年に亘り音楽を通してのボランティア活動も行っている。作曲活動の傍ら、日本における音楽用語についての研究も行い、現音機関誌『New Composer』に「明治楽語事始」を執筆。
現在、国立音楽大学、桐朋学園大学、各非常勤講師。

楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しています。

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