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鈴木輝昭
SUZUKI, Teruaki (1958.2.16-)
1958年仙台生まれ。桐朋学園大学作曲科を経て同大学研究科を修了。三善晃氏に師事。第46回(室内楽)および第51回(管弦楽)日本音楽コンクール作曲部門において、第1位、2位を受賞。1984年、日本交響楽振興財団第7回作曲賞。1985年および1987年、旧西ドイツのハンバッハ賞国際作曲コンクール、管弦楽、室内楽両部門において、それぞれ1位を受賞。以後、管弦楽作品がヨーロッパ各地で演奏、放送される。1988年、仙台において、オペラ「双子の星」(宮沢賢治原作)を初演。
1990年、第16回民音現代作曲音楽祭の委嘱による、二群の混声合唱とオーケストラのための「ヒュムノス」が初演される。
1991年、松村賞受賞。1994年、演奏・作曲家集団〈アール・レスピラン〉同人として、第12回中島健蔵音楽賞を受賞。2001年、宮城県芸術選奨受賞。同人アール・レスピラン等に所属。2007年より、邦人室内楽作品による公演〈Point de Vue(視座)〉を主催。日本作曲家協議会理事、2012年~2017年、東京藝術大学作曲科講師を勤める。桐朋学園大学音楽学部教授。
主な作品として「弦楽四重奏曲」(1983)、「ヴァイオリン協奏曲」(1984)、「交響的変容」(1985)、「プロラツィオ」クラリネットと13楽器のための(1990)、「5つの協奏的断章」室内管弦楽のための(1994)、「みみをすます」童声合唱と管弦楽のための(1999)、「レクイエム」混声合唱と管・打楽アンサンブルのための(2000)、「カント マニエリスモ」室内管弦楽のための(2001)、「遠野幻燈」二群の童声合唱とパーカッションのための詩曲(2002)、「ティル ナ ノグ」(2004)、「ソン・ストラクチュール第2番」5人の奏者のための(2007)、弦楽四重奏曲第2番(2008)、「祭壇画」室内管弦楽のための(2009)、「じゅうにつき」同声合唱と弦楽オーケストラのための(2010)、無伴奏チェロ組曲第1番、「ディヴェルティメント」チェロ合奏のための(2011)、「スピリチュエル」弦楽オーケストラのための(2013)、弦楽四重奏曲第3番(2014)、「スピリチュエル Ⅱ」チェロとピアノのための(2015)、ピアノ三重奏曲第1番(2016)、「スピリチュエルⅢ」ヴァイオリンとピアノのための(2018)、「弦楽四重奏曲第4番」(2019)、「無伴奏チェロ組曲第2番」(2021)、ピアノ三重奏曲第2番(2022)などのほか、多数の合唱作品がある。
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