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新実徳英
NIIMI, Tokuhide (1947.8.5-)
東京大学工学部卒業。東京芸術大学作曲科卒業。同大学院修了。
1977年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールにてグランプリ並びにジュネーブ市賞を受賞。1982年文化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞を受賞。1984年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。ISCMに入選。2000年第18回中島健蔵音楽賞受賞。2003年別宮賞受賞。2004年「風神・雷神」のCDが文化庁芸術祭大賞を受賞。
2005年万博記念オペラ「白鳥」が世界初演され、この公演に佐川吉男音楽賞が授与される。2006年初演された「協奏的交響曲~エランヴィタール~」が第55回尾高賞を受賞。
管弦楽作品の多くは国内ではNHK交響楽団を初め主要なオーケストラで、海外でもスイス・ロマンド、オランダ放送、BBCスコティッシュ、フランス国立放送、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ニュルンベルク・シンフォニー、ハンブルク・カメラータ、香港フィルハーモニー等のオーケストラにより演奏され高い評価を得ている。室内楽、器楽、邦楽、合唱作品等多数。
特に詩人谷川雁との共作「白いうた 青いうた」全53曲は様々にアレンジされ“世代を超えて歌い継がれる歌”(畑中良輔)として広く支持されている。3.11震災後、作品にA.E.番号(after the Earthquake)を付した。ちなみにA.E.1は<弦楽四重奏曲Asura>。福島の詩人和合亮一の「詩の礫」をエディットした「つぶてソング」全12曲は広く歌われ、同じ詩人による合唱組曲<決意>、<黙礼スル第1番、第2番><ふと口ずさむ>は各々に鮮明な問題意識を表出している。
2011年ヴァイオリン作品個展、2013年室内楽作品個展を開催。2018年ニューヨークで開催されたミュージック・フロム・ジャパン音楽祭のテーマ作曲家として招かれ新作ピアノ五重奏曲を含む作品展が好評を博した。2019年4月開催の「つぶてソングの集いin 南相馬」は第7回ウィーンフィル&サントリー音楽復興祈念賞受賞。
桐朋学園大学院大学教授、東京音楽大学客員教授を歴任。桐朋学園大学院大学名誉教授。
新実徳英公式Webサイト https://tokuhideniimi.com/
楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しています。