酒井 格SAKAI, Itaru(1970.3.24-)

DEKANSHO RHAPSODY Op.136(2013)

デカンショ・ラプソディ

楽器編成
picc, 2fl, ob, bn, Ebcl, 3Bbcl, al, bcl, 2asax, tsax, bsax, 3tpt, 4hrn, 3trbn, euph, tuba, cb, timpani, perc:glock/xyl/tbells/hyoshigi/woocblk/wind chime/tamb/tgl/SD/bongo/toms/tam-t/cyms/sus.cym/BD
演奏時間
7’00”
カテゴリー
吹奏楽/木管・金管アンサンブル
委嘱
篠山吹奏楽団
初演
7 December 2013. Hyogo. Sasayama Symphonic Band, cond. by Takashi Obana
録音
BOCD-7496
曲目解説
この作品は、兵庫県丹波篠山市を拠点に活動する市民バンド、篠山吹奏楽団より委嘱され、2013年の夏に完成させた作品です。そして2013年12月7日、同団の第30回定期演奏会にて、尾花尚史氏の指揮により初演されました。
篠山地域で広く愛されている「デカンショ節」のメロディーを、テンポや演奏する楽器を変えて11回繰り返す、変奏曲のスタイルで仕上げています。具体的には、

1回目:1小節目から、ファンファーレに続いて、ユーフォニアムで静かに。
2回目:6小節目から、同じくファンファーレに続いて、アルトサックスで静かに。
3回目:28小節目から、トランペットとホルンで、はっきりとした形で。
4回目:40小節目から、木管楽器で。
5回目:65小節目から、ホルンと木管楽器で。
6回目:85小節目から、木管楽器でややゆったりと。
7回目:133小節目から、金管楽器で華やかに。
8回目:169小節目から、クラリネットとフルートのソロで、ゆったりと。
9回目:177小節目から、ホルンで、再び早いテンポで。
10回目:182小節目から、ミュートをつけたトランペットとトロンボーンで。
11回目:198小節目から、全員で一段と速いテンポで。

以上のように、デカンショ節のメロディーが現れます。

平成27年度 JBA「下谷奨励賞」受賞

平成27年度 JBA「下谷奨励賞」受賞

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