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松浦真沙MATSUURA, Masa(1978.3.7-)
EPHEMERAL DREAM (Utsusemi no Yume) for Euphonium and Piano(2025)
うつせみの夢 ユーフォニアムとピアノのための
1.まどろみ/2.ゆめうつし/3.ひかりまほし
- 楽器編成
- euph, pf
- 演奏時間
- 11’30”
- カテゴリー
- デュエット
- 委嘱
- 外囿祥一郎
- 初演
- 7 November 2025. Oji Hall. Shoichiro Hokazono(euph), Ami Fujiwara(pf)
- 曲目解説
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この曲は、世界的なユーフォニアム奏者である外囿祥一郎氏の委嘱により、2025年に作曲しました。難解な曲ではなく、懐かしさを感じるような、そして多くの方に親しんでいただけるような曲にしてほしい――という外囿氏からの提案を受け、「夢」というテーマに焦点を当てました。
《うつせみの夢》は、儚く、つかの間で、どこか現実味のない夢を意味しています。
「うつせみ」は古語で「この世に生きる人」「現(うつつ)の世界」を表す言葉です。そこに「夢」を重ねることで、「儚くも美しい、この世の夢」を表現しました。
各楽章には、それぞれにタイトルが付けられています。
第1曲《まどろみ》
月明かりに照らされた静かな海辺で、夢と現のあわいに身をゆだねるような、儚くも安らかなひとときを描いています。
第2曲《ゆめうつし》
「夢の写し」「夢を映すもの」という意味を持ちます。夢を遊ぶように映し取り、現実と夢が交錯する中で、幼い頃に訪れた場所や大切にしていたおもちゃ、人形などの懐かしい思い出がよみがえります。
第3曲《ひかりまほし》
「まほし」は古語で「~したい」「望む」を意味します。葛藤や闇を経て、光への憧れにたどり着く心の流れを表現しました。そこには、未来へと続く夢への希求が込められています。
演奏してくださる皆さまの、さまざまな夢や思い出が、この音楽に重ねられ、豊かな響きとして広がっていくことを願っております。
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