池辺晋一郎IKEBE, Shin-ichiro(1943.9.15-)

STRATA III, for Clarinet and Violoncello(1989)

ストラータIII クラリネットとチェロのために

楽器編成
cl, vc
演奏時間
10’00”
カテゴリー
デュエット
初演
1989. November 28, Tokyo FM Hall. Yoshiaki Suzuki(cl), Kaoru Hanazaki(vc)
曲目解説
 楽器の音域に関心を寄せ、それを「地層」になぞらえて「STRATA」(STRATUMの複数形)と名づけたシリーズを、1988年からつづけてきた。現在、13曲(ソロ1曲、デュオ7曲、弦楽四重奏5曲)。うち、なぜか「Ⅲ」だけが未刊だった。1987~89年、僕は「サウンド・スプラッシュ」という小さな現代音楽祭を企画し、毎年3日間ずつ開催していた。場所は、TOKYO FMホール。イギリスの画家ディヴィッド・ホックニー(1937~)の「スプラッシュ」というシリーズに刺激を受けた命名である。89年、この音楽祭のなかの「エボニー・スプラッシュ」と名づけた日に初演すべく作曲したのが、この曲。東京芸大時代の同級生で当時新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者の鈴木良昭氏と同じく新日本フィル首席の花崎薫氏という、優れた演奏家のデュオで初演した。その後未出版のまま何度も演奏されてきたが、ようやくの上梓である。

楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しています。

PAGETOP