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酒井健治SAKAI, Kenji(1977.8.6-)
MELODIA LABILE,pour saxophone soprano et piano(2017)
メロディア・ラビーレ ソプラノ・サクソフォンとピアノのための
- 楽器編成
- ssax,pf
- 演奏時間
- 10’00”
- カテゴリー
- デュエット
- 委嘱
- 日下部任良、伊藤憲孝
- 初演
- 6. August 2018,Takarazuka Vega Hall(Hyogo),Tadayoshi Kusakabe(sax),Noritaka Ito(pf)
- 録音
- Studio N.A.T/NAT21371
- 曲目解説
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「メロディア・ラビーレ」はこれまで書いた作品の中でも特に難産であり、異色の作品である様に思う。殆ど否定的ではないかと訝しむ程、書く事の無かったメロディーを全面的に自分自身の作風に組み込んだ初めての作品である。またシューベルトやワーグナーの様な先達の模倣では無い、新しいメロディーをこの現代において書く事は個人的に難しい仕事であった。
この作品では幾つかの主要なメロディーとそれを遮るようなモチーフが提示、展開されるが、曲が進行する毎に繊細で壊れやすいメロディーが漸進的にコラージュされるのである。その様相からメロディア・ラビーレ(不安定な旋律)と名付けられたのである。
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