金子仁美KANEKO, Hitomi(1965.11.2-)

H2O –COMPOSITION BY 3D MODELING XI,for Violin and Piano(2021)

H2O-3Dモデルによる音楽XI ヴァイオリンとピアノのための

楽器編成
vn,pf
演奏時間
8’00”
カテゴリー
デュエット
委嘱
全音楽譜出版社
初演
30 November 2021. Tokyo. ROSCO/Fumiko Kai(vn),Kaori Ohsuga(pf)
曲目解説
この作品は、2018年より進めている3Dモデルによる音楽シリーズの第8作目となる。タイトルから分かるように、水の分子構造を素材として作品は構成されている。分子構造には、例えばカテキンのように35もの原子によるものもあるが(カテキンは『分子の饗宴?オーケストラのための』(2018)で取り扱った)、水は水素2、酸素1という僅か3つの原子による。液体である水は固体や気体に変化する。そして自然を息づかせ、私たち生物を生かす。豊かな水を持つ地球が回転することで季節は巡り、陽は昇っては沈む。回転は、3Dモデルによる音楽シリーズの大きなテーマでもあり、本作でこの方法の新たな可能性を見出せたかもしれない。(初演プログラムより)

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