三善 晃MIYOSHI, Akira(1933.1.10-2013.10.4)

RYU-SHO-KYOKUSUI-FU, for Shakuhachi, 2 Kotos, 17-string Koto (1986)

流觴曲水譜 尺八、二面の箏と十七絃箏のための

楽器編成
koto(2), 17-string koto
演奏時間
10’00”
カテゴリー
室内楽(3人以上)
委嘱
邦楽四人の会
初演
5 March 1986. Tokyo. Hogaku Yonin No Kai
曲目解説
曲名の「觴(しょう)」は杯のこと。折れ曲った水の流れに杯を浮かべ、それが流れついた所にいた人が杯の酒を飲むのだが、それまでに詩を作らねばならない、という晋の時代の遊び。
 のどかな風景だが、そこには私たちが生きる時(・)と、そのなかでの不図(はからずも)の出遇い(・・・)とが、たおやかに描かれている。それはまた、音楽を奏する人たちの間を流れる螺旋状の自然(じねん)の理をも写しとっているように思われる。
 曲は、短かい「序」につづいて、「流」「觴」「曲水」の三部が切れ目なしに流れる。「序」は時の生態を想い、「流」は尺八の導入につづいて箏により静から動への流れを叙す。「觴」はその箏と尺八の出遇い、「曲水」は主として尺八による水の変容である。
(初演プログラムより)

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