日本で最も多くの人に使われているピアノ教本
“テクニックと表現力を育てる”──バーナム ピアノ・テクニック
1974年の発売以来、人気No.1のピアノ教本。
「スキップ」「深呼吸」「まりをつく」などといった運動性になぞらえながら、初歩の段階から”表現する力”を養います。
“ピアノを始めた日から使える教材”として、こどもにも大人にも効果的にお使いいただけます。また、どんなメソードとも併用することができます。
特徴
音楽表現に必要なテクニックを、ひとつひとつ着実に身につけることができるピアノ教材。日常的な身体の動きをあらわした曲名と、それに合った可愛らしい棒人形のイラストがこどもの想像力をサポートします。多くの曲が4〜8小節程度と、短くて取り組みやすいことも特長です。
また、『バーナム ピアノ・テクニック』をより効果的に活用するためのDVDには、すべての曲の解説と模範演奏を収録しています。
《関連商品》
同じ著者エドナ・メイ・バーナムによるピアノ・メソード『バーナム ピアノ教本』(全6巻)と、それに準拠したワークブック『バーナム ドリル』(全3巻)も出版しています。
ラインナップ
DVD
関連商品(教本/ドリル)
背景・歴史
日本で多くの人に愛され、今なお絶大な人気を誇るピアノ教材『バーナム ピアノ テクニック』の著者エドナ・メイ・バーナム(Edna Mae Burnam, 1907-2007)は、アメリカのピアノ教育界に大きな功績を残した作曲家、教育者です。 原書は、1950年にアメリカの出版社Willis musicから「A Dozen a day」というタイトルで出版されました。『バーナム ピアノ テクニック』といえば、全曲に登場する可愛らしい棒人形のイラストが印象的です。この棒人形はバーナム本人が描いたものです。彼女がこの教材を著した際にイラストのイメージを伝えるためのガイドとして書いたものでしたが、当時の編集者がイラストをたいへん気に入ったため、そのまま使うことになったのです。

その後、彼女はメソード「バーナム ピアノ教本(Step by Step Piano Course)」シリーズを著し、音楽の導入教育のための教材を多く世に送り出しました。

エドナ・メイ・バーナム(Edna Mae Burnam, 1907-2007)
カリフォルニア州に生まれ、幼少期に母親からピアノの手ほどきを受ける。大学では音楽と幼児音楽学を専攻し、卒業後に作曲とピアノを学ぶ。以後はこどものピアノ教育に専心し、アメリカのWillis Music社からピアノ作品を41冊、小曲を69曲出版。余暇には全米主要都市を訪れ、講義とデモンストレーションでピアノの先生方の指導にあたった。

訳者 中村菊子(なかむら・きくこ)
1954年慶應義塾大学経済学部卒業。1963年にジュリアード音楽院ディプロマ課程、1965年に同修士課程修了。著書に『ピアノ 幸福いっぱいの日々』『ピアノのための4期の本』(いずれも全音)『絵でよむ音楽史』(ヤマハ社)、訳書に『ジョセフ・レヴィーン ピアノ奏法の基礎』『バーナム ピアノテクニック』(いずれも全音)、『ピアノの巨匠たちとともに』(音楽之友社)。
よくある質問
ピアノをはじめたばかりの生徒さんでもお使いいただけます。「ミニブック」は中央のドから左右の手で同時に学ぶことができるので、読譜力も身に付きます。また、生徒のレベルにあわせて、どの巻からでもお使いいただけます。
はい。どんなものとも併用できます。
『バーナム・ピアノ・テクニック』は表現のためのテクニックを養い、音色を作るための教材です。同時に勉強している曲との関連性を意識して使うとより効果的です。
はい。大人にもおすすめです。
こどもから大人まで、誰でもイメージできるような日常的な動きをテーマにしているので、大人も抵抗感なくお使いいただけます。
楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しております。