ゆっくり、確実に上達する
ヨーロッパで生まれた親しみやすいヴァイオリン教本の日本語版
ヴァイオリニストのサスマンスハウス親子による「はじめてのヴァイオリン教本」は、ドイツを中心にヨーロッパの国々でベストセラーになった人気のあるヴァイオリン初級教本です。50万人以上の生徒がこの教本で学び、確実に上達しています。こどもから大人まで使える、親しみやすく優れた教本で、グループレッスンにも最適です。ほかの教本と併用することもできます。
特徴
全4巻で構成され、シンプルな曲をくり返して弾くことで少しずつ着実に上達してゆける、新しいタイプのヴァイオリン教本です。楽しいカラーイラストや図版を使って、わかりやすく書かれています。メロディの弾き方や基本的な楽典、さまざまなリズムと音楽のスタイルなどを学ぶことができ、長調、短調のいろいろな音階が弾きこなせるようになることを目指したカリキュラムになっています。
- 第1巻
もっともシンプルな曲を弾いてメロディを理解しながら、楽譜の基礎を学びます。左手の指の使い方の基本を、何度もゆっくりと練習していきます。 - 第2巻
さまざまな指の位置のパターン練習をします。付点リズム、16分音符、そして和音が登場します。開放弦を使わない指使いの音階を練習することで、どんな長調や短調でも弾きこなせる力を身につけていきます。 - 第3巻
左手の指の位置を半音上げたり下げたりするパターン練習で調性の特徴を理解し、さまざまなリズムや音楽のスタイルを、多くの古典曲や新曲のデュエットを通じて練習します。トリルや装飾音の演奏法も練習します。 - 第4巻
3巻までの練習を振り返りながら、ボウイングの基本的なテクニックを学び、さらにレベルアップしたデュエット曲を弾きます。調性や和音に意識を向けながら、3オクターブまでの音域の音階を練習することで、やさしいコンチェルトが弾けるようになることを目指します。
ラインナップ

エゴン・サスマンスハウス(Egon Sassmannshaus)/カート・サスマンスハウス(Kurt Sassmannshaus)
エゴン・サスマンスハウスはドイツ系アメリカ人のヴァイオリニストで、音階のエチュードで高名なセヴシックの門下生でした。彼によってまとめられた「Early Start on the Violin vol. 1-4」は1976年の初版以来、ドイツを中心にヨーロッパの国々でベストセラーになった、最も人気のあるヴァイオリン初級教本です。
またもうひとりの著者、ヴァイオリニストの息子のカート・サスマンスハウスは、シンシナティ大学音楽院で、アメリカの名教師ドロシー・ディレイ女史の後を引き継いで教鞭を執る優れたヴァイオリン教師です。
楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しております。