正しい奏法を着実に身につけられる、ヴァイオリン教本の歴史的名著
1940年代に篠崎弘嗣が編集して以来、多くの学習者に愛用され続けている、日本のヴァイオリン教本の歴史的名著です。正しい姿勢や弓の持ち方・動かし方、左手指の音程といった演奏の基礎を、たくさんの楽曲を通して応用を重ねながら身につけていくことができます。説明や解説も充実しているため、レッスンでの使用はもちろんのこと、独習者にも安心してお使いいただけます。学習の助けとなる模範演奏のCDも発売されています。4巻まで終えた後は、クロイツェル教本などのさらなる専門的なステップに進むことができます。
特徴
イラストや写真、弓の使う部分や分量も示す独自のボウイング記号を用いることで、学習者が正しい奏法を迷わず身につけられるよう工夫が凝らされています。また、弓と左手指の効果的な練習や、各曲に付された準備練習などにより、一歩一歩着実に演奏技術を伸ばすことができます。
2巻以降は『カイザー教本』の短縮版も収載。1曲1曲が長く、譜読みに時間をとられるカイザー教本を短く編纂し、学習のポイントをまとめることにより、演奏に必須の基礎的な技術を効率的に身につけられます。
基礎練習から音階練習、カイザー、練習曲まで、さまざまな要素がまとまっているため、演奏技術を網羅的に学べることも魅力です。
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ラインナップ
よくある質問
はい、もちろんお使いいただけます。現代においてもヴァイオリン奏法の基礎は変わりませんし、ひじょうに学びの多い内容が収載されています。最新となる第3版では、初版の内容を保ちながら、いまの時代にもわかりやすくご使用いただけるよう解説文章の表現などを改良しています。
はい、独習でもお使いいただけます。篠崎ヴァイオリン教本は、ヴァイオリンの指導者が少なかった時代に、独習でもヴァイオリンを弾けるようになってほしい……という著者の思いを基に作られた教本です。このため、説明や解説がとても充実しており、それらを読みながら練習することで独習者にも安心してご使用いただけます。
いいえ、ご自身の習熟度合いに応じた巻から、あるいは特定の巻のみでもお使いいただけます。1巻から順に取り組んでいただけると、段階を追って弾けるようになりますが、必ずしも1巻からでなくともお使いいただけます。
楽器愛好家や音楽教育に携わる方々に幅広い楽器・教材を提供しております。