本書は2016年に発売された
『音伽噺』に続く第2弾!
本日、ついに『木花咲耶』の発売です!!
「その7」でもご紹介しました通り、完成した『木花咲耶』を前にしたいぶくろ先生はテンションMAXかつ感慨深げでしたが、伴走した関係者の面々も同じ思いです。
走馬灯のように、あれこれと色々なシーンが浮かんでまいります。
スタジオ近くにある有名なカレー屋さんに、オーダーストップ直前に駆け込み、気さくな店長さんから「観光ですか?」と訊かれて「・・・見えないと思いますけど、仕事です」と言い訳しながら独特のスパイス調合の激辛カレーを頂いたこと。
→今まで食べたことのない味わいに、先生のテンションも上がる
レコーディングが終了し、翌日の連絡SNSの最後に『物陰から激写され、驚きの表情を見せるデザイナーT氏の3連画像』がシュポンシュポンシュポン!と送られてきたこと。
→いぶくろ先生のいたずらの餌食
「12月発売はちょっとスケジュール的に厳しいです」と言うと、「じゃあ、11月で!」と爽やかな笑顔で返す、Sないぶくろ先生。
→なぜ前倒す(即却下)
いぶくろ先生から頂いた譜面原稿がヘ音記号も入った大譜表で来て、最低音のF音だけヘ音記号の方に書いてあって、原稿チェックがしにくかったこと。
→編集者からいぶくろ先生へのささやかなS返し
まだまだ浮かんでまいりますが、また別の機会にご紹介したいと思います。
長い制作期間の中で、持てる力の全てと判断を求められる状況に立ち続け、制作チームを引っ張って行ってくださったいぶくろ聖志先生に、この場を借りて心より御礼申し上げます。