モーツァルト:ピアノソナタ イ長調[トルコ行進曲付き]
 
 

こちらは、2014年9月にハンガリーの図書館で発見された自筆譜に基づく原典版です!

この「世紀の大発見」では、永遠に失われてしまったと考えられていた第1楽章(途中)から第2楽章にまたがる4枚分の自筆譜が見つかりました。
これにより、モーツァルト本来の意図が初めて明らかになったのです
 

特に、第2楽章のメヌエットのある部分は、今まで多くの版で短調で書かれていましたが、
本当は長調だったことが判明(なぜこのような事が起こってしまったのかは、巻頭の【校訂報告】をお読み頂くとスッキリ解明します!)


他にも、今まで聞き慣れていた音とは違う部分もあり、最初こそ違和感がありましたが、約200年の時を経て、新たな “モーツァルトの音” を体感できるというのは、大変貴重な巡り合わせだなぁと静かに興奮しております

 

解説や校訂報告も充実しており、読み応えたっぷりですので、
ぜひ皆さま、一度お手にとってみてください!

 

校訂・解説:渡邊順生
ピアノソナタ イ長調【トルコ行進曲付き】

<   2016年5月   >
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