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本書は2016年に発売された『音伽噺』に続く第2弾!
 
『木花咲耶』がついに完成!!
と同時に、いぶくろ先生もご来社〜!!
いぶくろ先生の、暑〜い、熱〜い眼差しを速報でお届けします。
 
 
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▲できたばかりの『木花咲耶』を入念にチェック!
 
 
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▲「早速、ツイートしなきゃ!」テンションMAX。
 
 
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▲「音伽噺よりもずいぶん厚みがありますね!」と厚みのチェック中。
 
 
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▲「木花咲耶、よろしくね!」表紙の裏と表をつなげると、一枚の絵に。
 
 
というわけで、いぶくろ先生の『木花咲耶』出来上がりチェックを速報でお届けしました!
発売は今週末15日(金)です!お楽しみに!!
 


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本書は2016年に発売された『音伽噺』に続く第2弾!
 
遂にCDが上がってきました!
 
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早速、音を確認。身内で褒めあうのも何ですが、箏の音に臨場感があって素晴らしい出来です。先生、やりましたよ!
最後のトラック「波上の瑠璃」では、不覚にも泣きそうになりました。あくまでも個人的な感想ですが、「波上の瑠璃」は人生辛い時に聴くと、心が浄化されて明日への希望が芽生える、そんな心持ちになれる曲です。
(じゃあ、今ツライのかって話になりますが、そこは無視して)
 
せっかくですので、その「波上の瑠璃」についてご紹介したいと思います。この曲は「カノン」と呼ばれる形式で作られていて、身近なところですと「輪唱」と言えば、ほとんどの方が小学校の音楽の授業などで実体験されていると思います。「かえるの歌」や「静かな湖畔」がそれです。これらと同じように、「波上の瑠璃」では箏の二重奏で“壮大な輪唱”をしているのです。
(さっきまで“壮大なかえるの歌”とタイプミスしていたのは、いぶくろ先生に内緒です)
 
いぶくろ先生が試作の段階で、この曲の譜面原稿と音を用意してくれたのですが、1箏も2箏も最初から最後まで全く同じフレーズで、正直驚きました。それが8小節遅れて2箏が弾く事で、さざ波のような美しいハーモニーの曲になっているのです。驚愕。
是非皆さんも見て、聴いて、確認してみてくださいね!
 
ここでお知らせがあります。
今回、『木花咲耶』のフライヤー(チラシ)を作りました。しかも、その裏面は文化箏『白鷺』ヴァージョン。つまり、両面いぶくろ聖志の豪華版フライヤーなのです。
なかなか素敵でしょう?
「欲しい!」という方、ご安心ください。
『木花咲耶』の表紙用に衣装を提供してくださったgoukさんの全国各店舗で、ただいま絶賛配布中ですので、お近くのgoukさんに是非お立ち寄りくださいね!
 
東京都世田谷区代沢2-43-4:03-4500-6659
* gouk京都 GALLERY
京都府京都市中京区釜座通御池上る橋之町745号:075-748-1616
北海道札幌市中央区南2条西4丁目 5F:011-219-5139
東京都新宿区新宿3-1-26:03-6457-8158
福岡県福岡市中央区天神1-11-1:092-715-8817
 
 
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▲『白鷺』と『木花咲耶』の両面フライヤー。ぜひお手元に。


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本書は2016年に発売された『音伽噺』に続く第2弾!
 
昨夜のFNS歌謡祭での、倉木麻衣さんと和楽器バンドのコラボ演奏、とても素敵でしたね!
画面に映るいぶくろ先生の勇姿に、声援を送っていた方もたくさんいらっしゃったのではないかと思います。
そのいぶくろ先生が向かう25弦箏の隣に、ちんまりといた可愛らしい“アイツ”。
そう、いぶくろ聖志監修の文化箏『白鷺』です。
 
ステージでのいぶくろ先生は25弦箏と白鷺を弾き分け、ここぞ!という場面で白鷺ならではの軽やかなフレーズを聴かせてくれました。素敵な演奏をありがとうございました。
ところで先生、この子は白鷺?黒鷺? まさか・・・オレオレ?
 
さて、前回の「その4」からブログ更新が空いてしまいましたが、『木花咲耶』の仕上がり・発売に向けて着々と進んでおります。
先日は無事にデータ入稿し、校正刷り(ゲラとも言います)が上がってきました。色や組版などに不備はないか、最終チェックをデザイナーのT氏とともに行ないました。
 
デザイナーT氏は、過去にもいぶくろ先生の2冊の編曲集『ヒット曲』 『テーマ曲』や、『音伽噺』 『箏のいろは』のデザインとDTPを一手に引き受けてくれた、いぶくろ先生の著書には欠かせない人です。
特に、コンセプト・アルバムである『音伽噺』と今回の『木花咲耶』の世界観を具現化した表紙デザインは圧巻。
 
いぶくろ先生と何度も何度もミーティングを重ね、レコーディングの際にもスタジオで直接そのサウンドを肌で感じてもらい、関わるチーム全員でイメージを統一・共有しながら、デザインを仕上げてもらいました。
 
皆さんにもぜひ直接手にとって頂き、表紙から伝わるいぶくろ聖志の『木花咲耶』の世界に触れ、その世界を構成する楽曲の一つ一つに耳を傾け、散文で語られる景色を思い、奏でてみてくださいね。
 
 
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▲最終確認中の敏腕デザイナーT氏。
 
 
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▲中身をちょっとだけご紹介!


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本書は2016年に発売された『音伽噺』に続く第2弾!
 
今回の「木花咲耶」のレコーディングは、東京にほど近い避暑地に建てられたスタジオで行われました。
近隣には温泉施設や湖もある風光明媚な環境ですが、タイトなスケジュールゆえノンビリする余裕は全くなく、唯一の外出は食事の時間のみ。目前に広がる湖面にスワンボートや遊覧船。
「ボート乗りたい」「温泉に浸かりたい」と口々につぶやかれる誘惑に各々抗いつつ、食事を終えるとスタジオへとトンボ帰りなのでした。
ちなみに、いぶくろ先生は手漕ぎボートがお好きのようで、昔、某公園内の手漕ぎボートに一人で乗り、読書を楽しんでいたそうです。
「周りはカップルだらけで、変な目で見られましたけどね」
wwwそりゃそうでしょうwww
 
食事を終えてスタジオに戻り、次の収録へ臨む前にブース内で軽くストレッチを始めたいぶくろ先生。その間、こちらはガラス越しにいぶくろ先生の動向を横目で確認しつつ、エンジニア氏と次の楽曲の進行などを確認。いぶくろ先生は床に正座して、伸びをしたり前屈したり。入念ですね。
エンジニア氏の準備もほぼ完了したので、さてそろそろ?とブースを振り返ると、床に正座して前屈した状態のいぶくろ先生。
・・・動かない。
腕を胸元にたたみ込み、潰した「Z」型のまま、微動だにしない。しかも、コンパクトすぎる。
・・・ね、寝てる?
 
────
その後まもなく復活され、バリバリと収録をこなしていったのでした。
録りが一人だけのレコーディングは、非常に過酷なのです。
先生、本当にお疲れさまでした。
 
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▲録ったばかりのテイクを譜面とつき合わせて確認するいぶくろ先生。真剣です。


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本書は2016年に発売された『音伽噺』に続く第2弾!
 
昨年発売されたCD付箏入門『箏のいろは』に続き、今回の『木花咲耶』のレコーディングでも、いぶくろ聖志監修の文化箏「白鷺」を使用しました。和楽器バンドのライブやミュージックビデオなどで、「白鷺」を抱えたいぶくろ先生がズズイっと前に出てきて、ギターの町屋さんとツイン・リードを聴かせているので、ご存知の方も多いと思います。
ツイン・ギターやギター・バトルはロックの花形ですが、生箏でギターとバトルという時代が来るとは夢にも思いませんでした。目にも新しい。さすがはいぶくろ先生。
 
──話が逸れました。
その「白鷺」ですが、今回のレコーディングでは3面(箏は面と数えます)用意しました。
3面も用意する理由は、不慮の事故などでメインの白鷺が使えなくなった時のための予備、ということもありますが、今回は二重奏の収録を念頭に用意しました。
あらゆる楽器に言えることですが、同じ作り・仕様の楽器であっても個体差があります。その各々が持つ音のキャラクターを活かして、二重奏のサウンドに奥行きや深みを与えること、それが最大の理由です。
 
しかし3面も「白鷺」があると、作業上それぞれを区別する呼称がないとややこしい。
常日頃いぶくろ先生が使っているものは普通に「白鷺」と呼ぶとしても、残りの2面はどうする?
1面は「黒鷺」で満場一致。
残りの1面は?
エンジニア氏「・・・オレオレ鷺」
 
以後「せんせーい、今どれ使ってます?」「オレオレですー!」というようなやりとりが続いたのでした。
 
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▲いぶくろ先生と白鷺、黒鷺、オレオレ鷺。もはやどれが何だかわからない。


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